学芸員のちょっと?した日記

美術館学芸員の本当に他愛もない日記・・・だったのですが、今は自分の趣味をなんでも書いています

解説文を書く

2019-02-01 21:18:23 | 仕事
今朝、カーテンを開けると、外は一面がまっしろになっていました。夜のうちに雪が積もったのですね。雪を見ていると心が洗われるような気がします。また、乾燥しきってきた空気が潤いを帯びて、喉や肌を癒してくれました。雪に感謝ですね。

さて、昨日は仕事に疲れ、帰宅してからすぐ横になってしまいました。たまたま大至急の仕事がいくつも入り、ずっと全力で仕事をしていたせいか、家に帰って緊張感がほぐれ、疲れがどっと出てきたのかもしれません。夢を見ることもなく、ぐっすりと休んで、今日はいつも通りの1日を迎えることができました。

今日は新しい展覧会の準備で、メディアへの広報活動や作品表示、解説文の作成などの仕事をしました。特に解説文は文章を書く仕事ですので、わかりやすく簡潔に、を基本に言葉を練っていきます。また、うわべだけの解説にならないよう、作者の言葉や実際の作品を観察した成果を根拠に書いていく必要があります。書き上げた後は、他のスタッフに原稿を確認してもらい、誤字脱字、わかりやすさなど、客観的な意見をもらいながら、完成に向けて進めていくことになります。解説文はお客様に読んでいただき、さらに作品の背景をより深く知っていただくための手がかりとなるもの。独りよがりの文章には決してならないよう、常に意識しています。どうか、たくさんのお客様に読んでいただけますように。

今夜はサッカー日本代表のアジアカップ決勝ですね。深夜のため、とても見られそうにはありませんが、優勝を期待して、そろそろ床につくことにします。それでは、おやすみなさい。

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