goo blog サービス終了のお知らせ 

学芸員のちょっと?した日記

美術館学芸員の本当に他愛もない日記・・・だったのですが、今は自分の趣味をなんでも書いています

紙書籍と電子書籍

2012-03-02 21:06:11 | その他
時間に少し余裕が出てきたので、再び読書の時間が取れるようになりました。ここ数日はしばらく本から離れていたので、小説が読めることの楽しさを改めてかみしめているところです。

確か今年2月の新聞で、米企業のアマゾンが日本で電子書籍を販売する予定であるとの記事を読んだ記憶があります。電子書籍はきれいな画質で、手軽に読めて、しかも本と違って重くないし、場所も取らない。紙に印刷しないからコストダウンで単価も安くできる。紙を使わなければ環境にもいい。電子書籍はとても合理的な発想のもとで開発されたツールといえるでしょう。私もお試しで電子書籍を読んだことがあるのですが、なかなか便利なものでした。時代はこれから紙から電子へ移っていくのでしょうか。

私個人が使う場合としては、小説や研究論文などは紙媒体、雑誌は電子媒体がいいかなと思っています。小説や研究論文などの細かい字のものを紙媒体としたのは、私は目が悪いため、電子書籍を見続けることで持病の頭痛が起きてしまう可能性が高くなるから(泣)電子書籍は文字の拡大ができるのですが、やはり明るすぎる画面を見続けることは抵抗があります。一方、雑誌はぜひ電子書籍で読みたいですね。雑誌なら手軽にさらっと読めますし、画質がいいのでリアルに写真を楽しむことができます。このように私は両方の長短を比較しながら、それぞれ自分で選択していくやり方がベストなのではないかと思います。

現在は圧倒的なシェアを誇る紙媒体ですが、この数年後にどうなるのか。年々販売を増やす電子書籍に取って代わられるのか、それとも堅実に生き残るのか。

私、今夜は久しぶりに夏目漱石でも読もうかと思っています。もちろん、紙の本。本を開いた時の、かすかな紙のにおいをかぎながら、小説の世界を楽しんでみます。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« サッカーのはなし | トップ | のんびりと散歩を楽しむ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

その他」カテゴリの最新記事