世界の先進国の多くは食料自給率が100%以上あり食料の輸出国でもあります。
その中で日本の食料自給率は40%にも満たない惨状です。なぜ、こんな事になってしまったのか?
日本は工業生産物を輸出して食料は輸入、特に戦後GHQの占領政策によって主食であった米飯食が小麦による粉食に変えられてしまいました。
唯一自給率100%をこす事が出来る米の生産は需要の減少によって減反を余儀なくさされています。
小麦の輸入率は85%を越えてその内の65%がアメリカ産の遺伝子組み換え小麦が輸入されています。
特に最近、近隣敵国に対する国防問題が国民の関心を引くようになって来ましたが幾ら自衛隊の装備を充実し隊員を鍛えても食料輸入を止められてしまったら戦う前に手を上げざるを得ません。
大東亜戦争の引き金が米英による日本への石油の輸入を止められた事が原因だった事は明らかになっています。
もう二度と大東亜戦争のようなことが起こらないためにも食料自給率のアップは緊急の課題でもあります。
日本農業の現状はアメリカの言いなりになって来た戦後の政治が原因ですが今さら責任を押し付けても解決出来る問題ではありません。
国民一人一人が対処出来る問題は対処すれば良いだけですから、それには主食に対する心がけを変えれば良いだけですから簡単です(そうは行くか?)
小麦粉食(パン、うどん、ラーメン、ビスケットなどの菓子類、どれをとっても全て小麦が使われています)は戦後70年近く三代に渡って続けて来ました、急に米飯食には変える事は難しい。
これらの食品を小麦粉の代わりに米粉を使う事が出来れば解決出来るのです。昔の和菓子は粉は全て米粉だったのですから。
判っている人達は米粉を使ったパンの生産に力を入れていますが問題は食べる人の意識なのです。米粉のパンは「モッチリして美味しい」と言ってくれる人達も居る事は居ます。
しかし、米粉のパンを嫌う人も居るのです。「ヌカ臭い」と言って。確かにまだヌカ臭さは残るパン屋さんもあります。しかし、これも慣れの問題です。
70年前はパンも米飯の代用食だったのです。それが主食の地位を占めるようになったのは慣れです。(慣らされたのです)
70年近く三代に渡って変えられてしまったのです。アメリカの日本に対する占領地政策で。
全ての日本人が明日からパン食から米飯食に変えてしまったら問題は無いのですが食習慣はそうは簡単には変えられるものではありません。
ヌカ臭さを解消して米粉のパンをより美味しく永年にわたって研究開発して来た鳥居さんがこの度米粉パン工房を立ち上げました。
約10坪余の小さなパン工房ですがここから日本の食料自給率のアップに繋がるスタートに出来ればと手伝わせてもらおうと思っています。
初釜と言うのか?テスト中
この人が京都の老舗のパン屋さん三代目社長だった鳥居さん
米粉の食パン第1号(悦びの関係者)
美味しかった。思わず沢山食ってしまった。何も付けずに。食パンのイメージが変わりました。
まだ正式には販売していませんが器械が馴染んで来たら販売が始まります。
この器械で瞬間冷凍(ピカピカの新品でトビラが鏡のように映っています)
出来立てのパンを瞬間冷凍して発送も出来ますので販売方法などもお知らせする事にします。
機会を作って試食会などもする予定です。飲食店、喫茶店、食品店などに卸売りする予定をしています。
真の日本人なら米の大切さは判ってもらえると思います。ぜひ、これを切っ掛けに米を主食に取り戻して食料自給率アップにご協力ください。
今の日本の農家は米だけは作る田んぼをまだ持っていますから米の需要が増えれば農家の存続は可能になります。
なぜ、私が米粉のパンにこれほど執着するか? 鳥居さんやスタッフとの関係などもこれから書いて行きます。(場所や連絡方法も)
関係者の写真のようなうれしそうな顔が何時までも続くようにと願っています。モチロン、NPO法人 ごっこ屋本舗でも最大限に協力する予定です。
このパン工房の名前は「バード・ビレッジ」ベーカリーです。命名の由来を聞いたらズッコケル人もあるかも?(冗談ですが)
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