鎮守の森の学校(京都北山細野の神主)

日々感じる事を想いのままに書き綴っています。神主として品位に欠ける表現が有るのはボケが始まったとお許しください

愛犬カヒちゃんの終の棲家が出来上がる。人と犬との老々介護の始まり。

2019年12月19日 | 家族

昨日も雨の中、年老いた愛犬の小屋つくりを続けましたが材料(コンパネなど)が足りなくなり、

今朝ホームセンター開店に合わせて買いに行き夕方までに急いで仕上げました。

我が家は海抜450メートルのところにあるので毎年冬場は夜明けにはマイナス5度ぐらいに下がります。

寒い日はマイナス10度を切ることが時々あります。慣れているとはいえ老犬には厳しい冬になるので

出来るだけ温かく過ごさせてやりたいと思っています。

世の中にはペットを家族の一員と言う馬鹿が居ますが私が家の犬や猫はペットではありませんでした。

犬は猟犬や番犬として、猫はネズミを近づけず。家族の一員として役割を果たしていました。

飼い犬を家族の一員とみる老人(私)が老犬(カヒちゃん)を介護する「老々介護」の始まりです。

日々衰えていく愛犬の様子を見ると明日の我が身を見るようです。

犬が年老いて寿命が尽きてゆくさまは子供のころから幾度も見てきました。

車に跳ねられて死んだ犬などもありましたがほとんどの犬は年老いて寿命が尽きて死んでいきました。

犬の寿命は長くても15年前後ですから多くの飼い犬の死を見てきました。中には23年も生きた猫もいましたが。

ここ1か月ほど前から特に後ろ足が衰えて歩行困難になって排便に行くのも覚束なくなってきましたが頑張っています。

首輪にリードを付けて持ち上げるようにしてやるとまだ自力で歩行することができますが時間の問題でしょう。

犬や猫の凄いところは自分の死期に逆らわないことでしょう。歩行困難になり始めると食事を食べなくなり

眠るように死んでいきます。中には最後に「ワン」や「ニャーン」と叫んで終わる犬や猫もいましたが。

今の日本人にとっては羨ましい死に方ですね。意識もないのに延命治療は残酷です。

カヒちゃんはまだ食欲だけはあるのでしばらくは大丈夫だと思いますが苦しまずに逝けるように願っています。

 

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