京都北山細野の神主

日々感じる事を想いのままに書き綴っています。神主として品位に欠ける表現が有るのはボケが始まったとお許しください

三重県水屋神社久保憲一宮司が亡くなる

2014年08月21日 | 死について

昨夜親しくさせていただいている三重県松阪市飯高町赤桶の水屋神社久保宮司の死去が妹さんより伝えられました。

今朝一番に奥さまからも電話いただき「もしもの時は私には必ず知らせるように」とのことだったと伝えられました。

明日の葬儀に参列させていただくとお答えしておきました。

久保宮司は私より一回り下の寅年生まれです。昨年秋に癌が見つかり、年明けに水屋神社の遷宮がありましたが

その時も独自で祭主を勤める事が出来ないぐらい弱っておられ、娘さんの介添えで式を終える事ができた状態でした。

この7月13日には宮司の誕生日祝いの会が有志の皆さんによって行われました。

その時にはやつれて車いすに乗ったままででした。

私はこれで久保宮司に生きてお会いする事はもう出来ないと思いました。

宮司はこの時に2日後の15日に神主の資格を持っておられる娘さんに宮司をバトンタッチして妹さんが禰宜として水屋神社を

お守りして行く計画だとおっしゃっていました。

覚悟は出来ていて計画通り実行されて神さまの元に還っていかれました。

皆に好かれ信頼された本当の神社の、本当の神主でした。

久保憲一宮司の葬儀は

明日22日午後1時から

三重県松阪市小片野町1155

メモリアルホール 心の会館(0598−34−0002)で執り行われます

 

久保宮司との想い出は沢山ありすぎますがこれからも追想してゆきたいと思っています。

私を理解してくれた人が又一人亡くなりました。


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