細越麟太郎 MOVIE DIARY

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●ことしのシナトラ・パーティは、洗練の女性シンガー初登場。

2013年12月12日 | Weblog

12月5日(土)12-30 六本木ジャズクラブ4F<サテンドール>

フランク・シナトラ・ソサエティ恒例年末ビッグ・ビッグ・パーティ『レスリー・ルイス<ジャズ・ライブ>』

★共演・(ピアノ)ジェラルド・ヘイゲン・トリオ 提供・SSJ  ★★★☆

毎年恒例のフランク・シナトラ・ソサエティ主催のジャズ・ヴォーカル・クリスマス・パーティは女性ジャズ・ヴォーカリストの初来日。

カーメン・マクレーとサラ・ヴォーンのような、軽い、しかし粘りのある歌い方は意外に好感が持てた。

ピアノのジェラルドは白髪の紳士で、レスリーのご主人。繊細で流麗な都会的なタッチは、かなり上質なお手並みだった。

昨年はゲイリー・ウィリアムズとビッグ・バンドの演奏で、会場は満席で立ち見も出る盛況だったが、今年はちょうどいい雰囲気。

曲目は、会場のメンバーに気配りしたのか、やはり全曲シナトラの持ち歌だったので、満場拍手喝采。

1・「カム・フライ・ウィズ・ミー」

2・「ウォッチ・ホワット・ハプンズ」

3・「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」

4・「オール・ザ・ウェイ」

5・「レディ・イズ・ア・トランプ」

6・「アイブ・ガット・ユー・アンダー・マイ・スキン」

7・「サマー・ウィンド」

8・「ザッツ・オール」

★アンコールとして・・・「マイ・ウェイ」、「ニューヨーク、ニューヨーク」。

嬉しくなって、彼らのCDもサイン入りで購入したが、シナトラのナンバーの他にも、ホレス・シルバーの「ソング・フォー・マイ・ファーザー」も歌っていて多彩だ。

今回はとくにこの徹底したシナトラ・レパートリーに、場内のファンは大いに湧いた今年のパーティだった。 


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