●12月5日(土)12-30 六本木ジャズクラブ4F<サテンドール>
フランク・シナトラ・ソサエティ恒例年末ビッグ・ビッグ・パーティ『レスリー・ルイス<ジャズ・ライブ>』
★共演・(ピアノ)ジェラルド・ヘイゲン・トリオ 提供・SSJ ★★★☆
毎年恒例のフランク・シナトラ・ソサエティ主催のジャズ・ヴォーカル・クリスマス・パーティは女性ジャズ・ヴォーカリストの初来日。
カーメン・マクレーとサラ・ヴォーンのような、軽い、しかし粘りのある歌い方は意外に好感が持てた。
ピアノのジェラルドは白髪の紳士で、レスリーのご主人。繊細で流麗な都会的なタッチは、かなり上質なお手並みだった。
昨年はゲイリー・ウィリアムズとビッグ・バンドの演奏で、会場は満席で立ち見も出る盛況だったが、今年はちょうどいい雰囲気。
曲目は、会場のメンバーに気配りしたのか、やはり全曲シナトラの持ち歌だったので、満場拍手喝采。
1・「カム・フライ・ウィズ・ミー」
2・「ウォッチ・ホワット・ハプンズ」
3・「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」
4・「オール・ザ・ウェイ」
5・「レディ・イズ・ア・トランプ」
6・「アイブ・ガット・ユー・アンダー・マイ・スキン」
7・「サマー・ウィンド」
8・「ザッツ・オール」
★アンコールとして・・・「マイ・ウェイ」、「ニューヨーク、ニューヨーク」。
嬉しくなって、彼らのCDもサイン入りで購入したが、シナトラのナンバーの他にも、ホレス・シルバーの「ソング・フォー・マイ・ファーザー」も歌っていて多彩だ。
今回はとくにこの徹底したシナトラ・レパートリーに、場内のファンは大いに湧いた今年のパーティだった。
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