諸葛菜草叢記

 "窓前の草を除かず“ 草深き(草叢)中で過ごす日々の記

すみれの花~咲く頃~#

2020-03-15 15:46:47 | 日記

   

    山の辺(べ)の 落葉だまりに すみれ生(お)ふ

          薄(うす)き紫 片隅(かたすみ)の春  

                                                                        ー夢蔡ー

 

  ここは、小高い丘のよく整備された 【散歩道】 である。

  上り口から、2000歩程で、頂上となる。

  2往復もすれば、それなりの運動になるだろう・・か?。

  しかし、ゆっくり歩いて・・。

   消費カロリー  150 - !! 程度だって 。

  「つぶあんぱん」は、320カロリーとか。

   食べられませんーーーーー

 

   アッ! その木の根元に、スミレが咲いていますよ~

   余分なこと考えず、足元に注意してください。

   【アオイスミレ】 山地に多く、開花がはやいスミレ  

     

    山路来て 何やらゆかし  すみれ草   芭蕉   

  

   松尾芭蕉 ~ 野ざらし紀行 ~ 

   江戸をたって、故郷の伊賀上野を訪ねる旅である。

   全部歩くのだから、それなりにきつい。

   途中、不破の関、大垣至る頃には、

      しにもせぬ 旅路の果てよ 秋の暮

   野の道、山道を、何十里も踏破するのは、きついだろう。

   疲れるであろう。

   「しにもせぬ~ 旅路の果て~」とか、気分も晴れぬ。

   そんな折に、大津に至る道、山路を越える時に

   「すみれ草」~小さく頑張っている自然に出会う。

   ホッとしただろう。心安らいだのであろう。

     ( 以上は、筆者の憶測でありますがーー

  

    感受性を豊かに持って、自然を楽しみ、散歩しましょう。

      --------<付録 >------

    我が 庭の青桐の根元に 咲いた タチツボスミレ 

    毎年、よく咲きます。

    直径で50センチほどのスミレ叢(むら)になっております。

            

              ------<了>-----   


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