凍てし沼 陽を惜しみいる 鷺群れて 夢 蔡
年果つるまま 無為に過ごせし 怠 人
どうやら、最後の大寒気団も過ぎ去ったようです。
「 寒い~、寒いと国から便りー。 」
冬の時期には、こうつぶやく、友人が居りましったけ( ^ω^)・・
浅間山頂は、まだ吹き荒れているようです。
しかし、寒気団の主流は過ぎ去ったようです。
それでは失礼いたします。また、来年・・・<>・・
凍てし沼 陽を惜しみいる 鷺群れて 夢 蔡
年果つるまま 無為に過ごせし 怠 人
どうやら、最後の大寒気団も過ぎ去ったようです。
「 寒い~、寒いと国から便りー。 」
冬の時期には、こうつぶやく、友人が居りましったけ( ^ω^)・・
浅間山頂は、まだ吹き荒れているようです。
しかし、寒気団の主流は過ぎ去ったようです。
それでは失礼いたします。また、来年・・・<>・・
椋鳥と 人に呼ばるる 寒哉 小林一茶
この句の前書に、『 江戸道中 』とあり、一茶が故郷信州から江戸へ向かう
途中に作った句であります。
農閑期、江戸へ出稼ぎに、春に帰国する信濃者を嘲笑して、「椋鳥」とい言った。
江戸者は、口が悪いものですが、どこか哀調に満ちた句であります。
椋鳥は、雑食性で、人間の生活圏に這い込んで生活しております。
特に、昆虫・ミミズなどが居なくなった冬は、木の実、柿・みかんなどを狙います。
厳冬期には、出荷前の白菜の"柔らかい頭"つつき喰いきらわれております。
しかし、何処から集まるのか、この大集団には迫力があります。
写真の集合体は、眼下の柿を狙って結集した一部である。…
電柱10本位にひろがり、各家の柿の実を狙ってスタンバイしている。
順番待ちをして、急降下。一羽あたり2~3分程度で交代します。
その間畑、耳を聾する騒がしさであります。
陽が落ちる寸前まで続きます。
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我が家の柿の木は、高くなりすぎて、柿の実は獲れないのであります。
ゆっくりと,御賞味くださいませ。
柿 襲(おそ)い 羽音はげしく 啼きたてる
椋鳥(むく)群れ 一個の生き物のごと 夢 蔡
--------<了>-----
冬型の気圧配置が続く。日本海側は雪で、ふぶいたり雷が鳴ったりする。
太平洋側は晴れる。最高気温は平年より低い。(A新聞天気予報より)
冬型気圧配置は、北陸・北信越の大雪を降らせる。しかし、・・・
太平洋側に向かって吹く雪風は、関東の北隅の山々にさえぎられてしまう。
写っていないが、写真の中央付近が赤城山である。雪風は越えられない。
その山頂までは大雪だが、雲が吹き出しているだけだ。千切れ雲が飛ぶ。
しかし、吹き出し雲は、荒々しいが、すでに雪を降らせる圧力はない。
その代わり、強風となる。曰く・・< か らっ 風 > 赤 城 颪
千切れ雲は、葉を散らせた、はだか欅の遥か上空を南東に向けて飛ぶ。
赤城嶺に 雲かかり来て 今日もまた
空つ風吹きて 砂塵巻あぐ 勝利
今年、空っ風の収まる春先に、逝ってしまった友人の「短歌」である。
ここ関東北隅の古老は、朝起きると赤城の山頂を見る。
その日の野良作業の工程を決めたものである。
雲が懸かっていれば、その日は、空風が吹く。そして、日が落ちるまで続く。
空っ風の日は、基本的には、晴天である。日照時間も長い。
風を除けた日向は、けっこう暖かい。藁でしめ縄など作ったりする。
とは申しましても、冬の北風の季節はあまり好きにはないれません・・・
砂塵巻き 赤城おろしは あらあらと
身をすくませて ただ過ぐを待つ 夢蔡
----<了>---