週三日は、プールに入ることにしています。ナガシ500m( 200mキックを入れる)+50m×10本〔1分30秒もち)=500m+パドル・プルブイ付け100m×5本=1500m。約一時間。
プールへ向かう途中に、イサク沼があります。必ず、と言って良いほどに立ち寄ります。此処は、泳ぎをおぼえた所です。我が水泳のルーツであります。学校にプールといった気の利いた施設は、無かったものです。
枯れ葦の草の筵(むしろ)に羽休め 冬暖かしカモたちの午後 ー夢 蔡ー
水泳は、普段使って無い筋肉をも使います。例えば、背泳です。腹筋を力強く使い、身体を延ばし水平に保ちます。キックをいれて、腕は、うしろ回転で水中をかきます。こんな動作、日常生活では、ほとんど在りません。開放感ありです。
入日射し赤城嶺の陰影くきやかに 存在感に嗚呼好いと思う -夢 蔡ー
愛犬モモタロウは、時間を知っております。午後4時をまわると、しきりに、合図を送ってきます。水泳で筋肉が張っております。歩いて解す。マア、丁度いいか。
薄暮れる空には白き月ありて 汝は孤独な散歩者なるか ー夢 蔡ー
「私のおかれている境遇にあっては 『自分の気に入った楽しみに打ち込むことは、すぐれた知恵である。・・』 〔孤独な散歩者の夢想)と、ルソーは言っております。また「、金銭的な、商売的なものが、・・清らかな泉に近ずいてきて、その水を腐敗させ、変質させる・・」とも言っております。何かと金銭を介さないと、人は、自然と対話出来ない昨今を言い当てている言葉であります。▼ 愛犬に引かれて、半径200m程の川沿いの散歩道。日々の繰り返しです。マア、手軽と言いますか、金は掛かりません。しかし、それなりに、発見することはあります。
賢人の言葉は、有り難いものです。凡人・閑人の戯言の恰好の証人=裏ずけとなってくれます。
、孤独な散歩者とは、単に、「その地域の人口密度の低い結果に過ぎない。」と、皮肉な人は言うかもしれません。、このご近所では、若者は流失する一方です。暮れなずむ頃、全く人影はありません。
冬日和の一日は、かくて暮れなんであります。