餌まくを 木の枝(え)じっと 待っている
鶫よそんなに 慣れていいのか
- 夢蔡 ー
実は、この鶫が、この庭に来たのは、初めてではありません。
と”確信しております。”
【ツグミ】は、越冬のために、大陸方面から日本に飛来する
”冬鳥”であります。つまり、渡り鳥あります。
5~6月には、日本から本来の繁殖地へ帰るのです。
その通りに、夏場から年末くらいまで、姿を見ませんでした。
冬のある朝に、葉の落ちたドウダンの枝に止っているのを
見かけました。
試しに、残りの”ドッグフードを撒いてみました。
すると、ツグミは、ちゃんと降りてきて、それを啄みました。
「この地」をしっかりと覚えていたのです。
⁂---< 前の年のことです。>---
ツグミは、偶然に、庭先の狭い芝生に降り立ちました。
そこに、”ドッグフード”のつぶつぶが落ちていました。
すっかり、その味に魅せられたのでしょう。
それからは、毎日、朝夕に訪れるようになりました。
ツグミは、だんだんと大胆になりました。
直接に、愛犬の餌“ボール”の余りを啄むようになりました。
しかし、ツグミが、夏、故郷に帰って間に、
愛犬は、死にました。餌箱もありません。
*----< 以上で、>----
最初の写真に、戻るわけですが、
決まった時間に、撒かれる”ドッグフード”を、
ツグミは、独占できませんでした。
在来のムクドリ、ヒヨドリの方が、強のです。
ツグミは、このゲームを諦めようです。
ツグミは、河原のほうへ行ってしまいました。
旅立つを 空に尋ねん 鶫かな -夢蔡
------<了>------
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