諸葛菜草叢記

 "窓前の草を除かず“ 草深き(草叢)中で過ごす日々の記

赤い入り陽が沼を染め

2020-02-19 13:49:34 | 日記・エッセイ・コラム

   

 裸木(はだかぎ)の 末(うれ)に黙せし 鵜(う)の群れの

             入り陽(ひ)に染めば ひと日終りぬ   夢蔡

 

 

 

 本日は、草木萌え動く 【 雨 水 】 であります。

 日の入りは、17時26分(東京)であります。

 ここ関東北西隅は、この時間により4^~5分後でしょうか。

 日照時間が長く暖かい日よりであります。

  

    草木が芽吹きだす頃でありますが、

  関東北西隅は、雨水とは裏腹に、このところ、雨が降りません。

  今年は、気温が高くて、ホウレン草栽培の農家の友人は、

  「 ホ キ 過ぎで(育ちすぎ)、出荷できませ~ん 」

   と嘆いております。

      -------<参考例>-------

    ブロッコリーは、花を付け始めました。

 

                ------<了>---ーー


白鷺・・早春賦~#

2020-02-04 15:31:59 | 日記・エッセイ・コラム

  まだ凍(い)てし 沼に立ちこみ 白鷺は

        枯れ蓮の間(ま)に  魚影(うおかげ)を追ふ    夢蔡

 日脚は、少し伸びました。

 日差しも、少しばかり柔らかくなりました。しかし・・・・。

 裾野の奥の谷川岳から吹きこす風は、強く冷たい。

  ” 春は名のみの風の寒さや~  鶯は・・・・:*

          時にあらずと 声も立てず ”~#

 関東北隅は、「早 春 賦」([新作唱歌」大2・)そのものです。

 ~”写真は、晩秋以降に撮ったモノです。

  白鷺が、じっと見すえて,捕えたモノは、波に揺れた木の葉でした。

  この沼は、生態系が貧相になりました。

  そのイメージです。

 沼の水は、利根川水系から取り入れるのですが、途中は、

 諸々の改良工事があり、雑魚類の流れ込みは、阻害されました。

 

 

   枯れ蓮に 夕光(ゆうかげ)差して 白鷺は

          飢え満たせしや  低く飛びゆく   夢蔡 

 

           -------<了>-----