屋形船 乗(の)らでひとりの 花筏 -夢蔡ー
三密 避(さ)けて 菜の花の道 -武邨ー
寒気団が下がってきて、ここ関東平野北隅は、気温上がらず。
最高気温 14℃ 北寄りの風やや強し。
風波に、散った「桜」が、岸辺に寄せられております。
花筏となって、うねっております。
江戸期、灌漑用に作られた沼は、周 訳2000歩ほど。
平成の大改修、護岸工事で岸辺は、コンクリートで固められた。
アスファルトの遊歩道に沿って、桜の並木が作られました。
しかし、-----< >-である。
写真 ① 胴(どう)吹(ぶ)きした桜花。徒長も見える。
あれから、早や30数年は、経ったのであります。
今までは、それとなしに、散策していた。が・・時々~
桜の幹が太くなるにつれて、根が、アスファルトを、
大きく割って張り出していることが、気になっていた。
そして、根のほうも四方が、コンクリート固めである。
植物の生育条件としては、良くないことは解っていたが~。
今年に限って、いつも見ないところに、”花”が・・・?
桜は、なにかの信号を発信しているのかもしれないナ~。
写真 ② 太い幹から、直接、花が咲いている。
いかにも、おかしのである。 さらに・・・・・
写真 ③ 直接、根の部分から、若芽が、吹いている。
葉が先に出るのは、山桜の定番とされておりますが・・。
【染井吉野】の中に流れる、山桜の「DAN」が、
動き始めているのかもしれません。
写真 ④ 蕾、花は、春の雑草と同時に成長している。
「 胴吹き、ひこばえは黄信号 」=SNS上の孫引き
(「木の診断と手管理法」ー『木を見る木を読む木と語る」)
写真① ②のように、太い幹から直接出たのを「胴吹き」
③ ④ のように根からの小枝は、「ひこばえ」と言う。
木は、芽吹かずに眠っている「休眠芽」を持っている。
それを、幹の中に忍ばせている。
太い幹や根から直接生えてくる”芽”や”花”は、「緊急事態」で、
その「休眠芽」が、起こされた結果である。
上の枝が枯れかかっているのか、それとも病気~
ならば、代わって、栄養補給をしよう。
その為に、起こされた【芽】なのである。
言わば、樹勢の劣化、「危機的状況からの脱出】法なのである。
人間の世界も、折から、「緊急事態特措法」が宣言された。
各自が細心の注意を・・ 気を付けて行動しよう。
脱出方法が見つかることを、祈るばかりである。
-------<了>--------
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