河童アオミドロの断捨離世界図鑑

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Bohemian Rhapsody

2012年12月27日 | ビンボリッチ計画
Bohemian Rhapsody

ロックミュージック史上における革命的かつ革新的な世界的な曲のひとつ。この楽曲以前まで繰り広げられていた「ロックは芸術か芸能か」論争の幕を引くきっかけとなった楽曲でもある。ボーカルと楽器の完璧なまでのシンクロニシティかつ重厚かつボヘミアンでロッキーな展開。この一曲で古典的クラシックとポピュラーミュージックとのミッシングリンクがようやく世界に表出したといっても過言すぎるほど過言ではない。途中の「ガリレオ」のリフレインがなんでガリレオが出てくるねんとか「ママミア」とかなんでそんな歌詞が出てくるねんという疑念さえ払拭してしまう怒涛の曲展開。終盤に向かってのエコロジーかつ魂の癒しに向かうジェットコースターの減速のようなフェード、心の奥底まで知り尽くしていたかのようなフレディマーキュリー高域ボーカルが聴く者のアイデンティティの確信を揺るがす珠玉の名作である。