hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

旧隠田川を遡る①

2020-04-19 05:00:00 | 川と橋


『ぶらり橋巡り』その99。今回は廃川跡、渋谷川の上流にあった旧隠田川を遡って歩いてみたい。旧隠田川というと聞き慣れないが、渋谷〜原宿に掛けて続く裏原宿とも呼ばれる『キャットストリート』が暗渠の上に作られた遊歩道である。現在の渋谷区神宮前は原宿、竹下、隠田の3つを統合して1965年にできたのである。




スタートは宮益坂下から新宿方面に少し歩くといかにも川の跡にできた通りが現れる。渋谷川は以前に散歩で歩いた稲荷橋より上流は暗渠化している。宮益橋(JR渋谷駅あたり)があったが、このあたりで宇田川と合流、それより下流が渋谷川となる。上流は隠田川と呼ばれていた。今回はキャットストリートの入口にあった宮下橋跡から歩き始める。


キャットストリートは裏原宿とも言われる有名ブランド目白押しのお洒落な通り。隠田商店街になっていて少し歩くと渋谷教育学園渋谷高校(略称、シフシブ)がある。




江戸時代には大きな水車で脱穀などをやっている風景を安藤広重が絵にしたのはこのあたりと伝えられている。


また、隠田の名前はすぐ裏にある隠田神社に残されている。




若者向けのトミーヒルビガーやアンティークのクロレックスが並ぶあたりからは道端が狭くなり、また、道路に重さ制限の標識が出てくる。




さらに道は細くなり、ラルフローレン、リーボック、ティファニーなど銀座と変わらないブランドショップがならぶ。




ここで植え込みの植物の中を古い橋の親柱を発見、よく見ると『隠田橋』と書いてある。小規模な古着屋が増えてくるが、なんとなくお洒落なのは流石に原宿である。


(以下、次回)





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