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武蔵国分寺跡資料館の前は『おたか(お鷹)の道湧水園』という施設。池があり、その池を満たしている水が奥から湧いている。湧水のポイントが示されているが、少し遠く、水が湧くところは確認できなかったが、手前の水路には綺麗な水が流れてきている。
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長屋門をくぐると小川が流れ、これに沿って左の方に道が続くが、これが『お鷹の道』。
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由来は江戸時代に国分寺が徳川御三家尾張藩の鷹狩りの狩場であったことに由来する。この川が野川で多摩川と合流、東京湾に流れ込んでいる。
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細い道だが、カフェや昔ながらの蔵、そこで野菜を売る店があり、武蔵野の原風景を見ることができる。
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しばらく進むと左に曲がる道が出てきて『真姿の池』とある。右側に小川が流れる道を行くと左側に真姿の池が現れる。
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そこには底まではっきりと見える池、鯉が放されているが、本当によく見えるのに驚く。
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この池には伝説があり、『847年絶世の美女と言われた玉造小町は皮膚病に冒され、容色を失い、治療をしたが、効果もなく、変わり果てた己の姿に御仏の慈悲にすがってもと国分寺を訪れた。薬師如来にぬかづいて一心に祈り続けたところ21日目に童子が現れた。小町を池の畔に誘い、この池水で身を洗うべしと言って童子は姿を消す。小町は言いつけを守り、言われた通りにしたところ7日目で元の美しい姿を取り戻した。』と語り継がれている。池の水の美しさを見ていると童子の言葉を信じた小町の気持ちもわかるような気がした。
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この池は国分寺崖線の下にあり、坂道が現れた。そのまま行くと再び国分寺公園が現れ、敷地に沿って多喜賀通りに突き当たるのでこれを右に曲がり、国分寺駅を目指した。
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