重なる時は重なるもので今月は今日で4回目の野球観戦。5月8日は東京ドームで巨人vs中日、5月14日は横浜球場で横浜vs阪神、5月28日は神宮球場で慶応vs早稲田、そして5月29日は東京ドームで巨人vs阪神となる。もちろん、ドームの切符はもらいものではあるが。
今年のセリーグは各チームそれぞれ問題があり、パリーグと異なりゲーム差があまり離れておらずハラハラ、ドキドキである。金曜日は岩貞と菅野の素晴らしい投げ合い、土曜日は阪神のHR攻勢で連勝して今日はメッセンジャーの投手力で3連勝を目指す対戦である。
試合はまず立ち上がり巨人の高木の素晴らしい立ち上がりに対し、メッセンジャーも負けず投手戦の様相。3回までパーフェクトに抑えられリズムの悪くなったところを巨人が1死後1番に据えた脇谷が2塁打、それをルーキー重信が粘ってセンター前に運び1点先制。しかし、オーバーランで重信が刺され、チャンスが終わりと思ったところを坂本にホームラン。正直、2ランにならず、ラッキーという感じ。
しかし、阪神も4回先頭の鳥谷が久々の4号HR。これが初安打初得点。後続は続かず。メッセも4回に鳥谷のまずい守備から1アウト3塁とされるが、得点に至らず、両投手が好投。
阪神からするとこの後ランナーが出たのは6回2死から鳥谷の2塁打、7回2死から原口のライト前くらいのもの。最終回も2死から福留がヒットで出たが、ゴメスが3塁ライナーでゲームセット。
阪神は4安打では勝てないが、高木が7回で無死球7三振の好投をされればやむなしか。メッセンジャーの粘投が功をそうしなかったのが残念。メッセは8回に亀井から通算1000奪三振の記録を作った以外は盛り上がりに欠いた試合であった。だけど、ドームは快適である。いよいよ、交流戦で勝負が決まる気がする。