連休は天気にも恵まれ、植物と触れ合う機会も増加。神代植物公園に続き、本日は春花園BONSAI美術館に行ってみることにした。場所は当家からは総武線をひたすら千葉方面に乗り、約1時間で小岩駅に到着。
そこから路線バスに乗るはずだったが、小岩駅の栃錦像を写真に収めている間に20分に1本のバスは出たため、やむなくタクシーで1540円かけて向かう。
タクシーを降りたところは全く住宅街の中で、盆栽美術館は忽然とあるが、とにかく静かな場所にある。中に入ると受付に太鼓があるが、鳴らさずともすぐに担当の方がやってきて1人800円を払い入場。写真は撮り放題とのこと。
中に入りすぐ感じるのはそれなりに広い空間に沢山の盆栽が展示されていること。そして、まずは真ん中にある立派な黒松に目が行く。これが多分この園の横綱であろう。それから周りを見ていくが、その数が多く、しかもそれぞれ幹が太く30~100年くらいのものがゴロゴロ。
松や松柏は当たり前だが、雑木も欅やサツキ、梅、木瓜、イチョウ、モミジなど沢山あり、どれも立派なものばかり。懸崖作りも色々な形に成形中で心の中でいちいち感想を述べてしまう。
建物の2階部分にも盆栽は並べられ、職人さんが丁寧に松の手入れをしている。まっ白くなっているものもしっかりと新芽が出て生きている証のように見える。松からは新しい芽が吹いてきており、その黄緑色が美しい。
その後、建物の中に入るとこちらはそれぞれの部屋に盆栽と掛け軸が飾られ、外とは違う雰囲気を醸し出す。その中にあって小生は満開のサツキには目を奪われた。
また、外を見ると池があり、その中には立派は錦鯉が泳いでいる。大きいものは1m近くあり、これにも惚れ惚れする。
部屋に入り、お茶を飲みながら休憩をしているとお茶を出してくれたおじさんがお土産にと昨年目を出した黒松をお土産に都渡してくれる。とにかく、毎日水さえあげれば大丈夫と言われ、喜んでら頂く。そして100年くらいたったらここに持ってきてねと言われるが、ここの盆栽はそうしたスケールらしい。
縁側から見るとこれは地面から生えている桐の紫色の花が満開。大宮の盆栽美術館同様、ゆったりとした時を楽しむことができた。
春花園BONSAI美術館
江戸川区新堀1ー29ー16
0336708622