軽井沢one beauty 片山農園の日々雑感

軽井沢で農業をしながら、ちょっとしたことをブログに書いてます

やるな!!

2013-04-04 20:27:00 | 日記
例年に比べ農作業は進んでいたかのようだったが、昨日の雨と週末に予報されている雨に、結局昨年並のキャベツ定植になりそうだ。

つーことは、昨日の雨で今日も大した仕事はないのだ。
とりあえず今日は実習生を集合研修の小諸まで送って行く当番日。
車のなかで家の実習生が「勉強2時30分まで」と言うではないか。
じぇ!!
3時半までじゃないんだ(*_*)
じぇ!!じぇ!!
他の実習生も乗せて小諸に到着すると、実習生達が「2時30分」とまた言っている。
じぇ!!じぇ!!じぇ!!
2時半に迎えに来いってことだろう。
こんなに皆で言うってことは、遅刻するなとプレシャーを掛けられたような、照射されたかのような(>_<)

そんなんで、午後2時半に迎えに行くと誰もまだ迎えに来ていなく、まだ集合研修は終わっていなかったが、それから直ぐに彼らは出てきた。
「どうだ!!時間通りに来てやったぜ!!まだ他の農家は誰も迎えに来てない中、やるだろお兄さんは!?」と言ってやりたいが、通じないだろうと思うので無言のままだ。
帰り軽井沢に近くなって来た所で、軽井沢の他の農家の迎えの車とすれ違った。
明らかに3時半に照準を合わせた迎えだ。
「やるだろ!!他の軽井沢の実習生はまだ待たされているんだよ。君らとコミュニケーションが取れたが故に、こうして早々迎えに来れた訳だ。向こうはコミュニケーション取ってないの?なぁ!!兄さんと君らやるな!!」とまた言ってやりたいが通じないだろう。
つまり、僕もコミュニケーションなんか取れていないのだ。

帰って来てから、すこぶる時間があるので、少しオリエンテーション的に実習生とブルーベリーの木の移動を行った。
おととしの子はスコップの使い方すら知らなかったが、今年はやるな!!
それに、早くも片言ながら日本語で話をして来てくれる。
やるな!!

僕が実習生を初めて受け入れた年、受け入れるにあたって事務局から「中国から野菜の種を持ってくるので、少し畑を貸してあげて」と言われた。
その年の子は種を持って来ていたが、それから2年二人は種を持って来ず、まったく自分から農業をすると気はなかった。
しかし、昨日宿舎に行ったら、ふりかけの用なのを台所から持って来て、それを僕に見せた。
種!?
デカっ!!
中国の種の袋デカっ!!
ふりかけだと思ったわ!!
それも朝食のタイミングで台所から、持って来るから完全にふりかけだと思ったわ!!
自分から何かを作ろうと思っている、少しでも農業をするって気があるってことかな?
やるな!!って今後も僕を驚かせてくれ!!