軽井沢one beauty 片山農園の日々雑感

軽井沢で農業をしながら、ちょっとしたことをブログに書いてます

軽井沢レイクニュータウン火災

2018-04-21 20:34:00 | 火事
それは久しぶりのゴルフに疲れ爆睡している時だった。
枕元のスマホが鳴る。
ん?何ごと?
後で確認したが、その時刻は11時59分だった。
無機質な作られたアナウンスが流れる。
しっかりとは覚えていないが「火災発生。軽井沢町発地建物火災」それが繰り返して流れる。
火事?
発地?
御近所?
町の防災無線からは消防署の怠慢により、消防団への出動要請は流れなくなっている。
イヤ町民への通知も無くなっている。
こんな無機質なアナウンスで僕らは命を賭けて出動するのか?
とりあえず新部長に電話。
「どうする?」
どうする?ってどうするんだよ?
活動服に着替えながらメールチェック。
火事現場の地図が消防署より来ている。
これ発地って言っても、うちらの管轄じゃないじゃん。
でも、あんな無機質なアナウンスに僕らは翻弄され、詰所に集まった。
出動?
要請ない!
要請ないのに詰所に集まっている。
とりあえず様子を見に警ら。
上発地の山向こうは火で明るく照らされている。
こりゃ大火事だな。
でも、出動要請がない。
詰所には続々と団員が集まる。
しかし、出動要請がない。
上発地の山向こうは他の分団の領域なのだ。
だから、同じ発地でも僕らの分団には出動要請がないのだ。
出動しないなら「必要ない」って連絡くれれば良いのに。
どうなっとんねん?
僕らが詰所集合して一時間ぐらいしてから出動要請。
遅いわ‼
「よっしゃ!行くぞ!」
「うぉ!」
新部長の初陣飾らしてあげて!
ポンコツだけど、火事以上に熱い部長ですから。
8部はやるねぇ~と、けたたましくサイレンをならして出動。
気分はバックドラフト ウィリアム・ボールドウィン。
もしくは、紅蓮次郎。
直ぐに現場付近に到着し、団長と合流。
水利がないので、レイクニュータウンのレマン湖から1キロホースを繋ぐと団長。
1キロホースを繋ぐって凄いな❗
その指示を出す団長を車に乗せ、「発地って言ったって、広いし分団の管轄が発地でも別れてる以上あんな消防署の電話はないでしょ?これが広い長倉って言われたらかなり困りますよ!何とかしないと」と忠告したが、聞いていないようだった。
結局解散したのは5時ちょい前。
こんな苦労しても、防災無線からの放送がない以上消防団の苦労は誰も知るよしもない。
現にオカンは僕の出動を知らず、火事あったの?ぐらいだった。
ちょい仮眠して、8時にキャベツの苗に水を与えていると他地区の区長がやって来た。
「夜のサイレン何?」
区長ですら火災を知らないのだ。
ことの発端は消防署が防災無線からサイレンを鳴らさないからだ。
区長は「区長会議で言ってるんだよ。それじゃ困るって」
ホントだよ。
区長は「また区長会議でサイレン鳴らせ!って言ってやる💢」と息巻いて帰っていった。
って何で他地区の区長が僕に聞きに来るかね?

と、もっと書きたいが寝てないので睡魔にやられております。