その日その時 写真で見る歳時記

気ままに写した写真に気ままな言葉たちの集まり

鬼師

2008年04月08日 | Weblog

 

この記事を詳しく知りたい方は

幻冬舎出版

「知っているようで知らない 日本の職業」 (ことば探偵団)

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鬼師

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息抜きと 時間稼ぎ(笑)の

このコーナーも残りあと二つ

ではでは・・本題に~~

読んで字のごとく「おにし」と読みます

さてどんな仕事をしてたでしょう~~か?

 

 

鬼師とは

神社仏閣を訪れると

屋根瓦のてっぺんから

おそろしいで形相で睨みつける

鬼瓦が見えます

魔よけの意味を持つのだそうです

その鬼瓦を作る職人さんを

「鬼師」といいます

長い歴史の伝統を受け継ぎ

今も活躍されている人たちです

新築の建物のために作ったり

江戸時代やそれ以前のものの修復で

作り直す仕事も手がけているそうです

すべて手作りで

作者の個性をアレンジして

独創性のあるものも多くなってきたそうです

まさに

仕事の鬼ですね

(知ってるようで知らない「日本の職業」より)

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今日の写真は・・

一つ目小僧・・ではない~

たんぽぽの蕾を虫が食べてしまって

花が咲かない蕾です

花にはちょっとかわいそうですが

なんだかユーモラスでしょう

 


羅宇屋

2008年04月07日 | Weblog

 

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羅宇屋

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この文字読めますか・・・

「らうや」または「らおや」と読みます

時代劇や歌舞伎や落語にも

登場する商売ですが

昭和の始めごろまであったそうです

昔の煙草といえば煙管(きせる)

煙管の形をご存じない方には

分かり辛いかも知れませんが

映画やドラマに出てくる

長い棒状のものを口にくわえるシーンを

思い出してください

金属で出来た煙管の

火皿と吸い口

それを竹でつないでできています

その管のことを

羅宇といいます

またこの管が

なぜ羅宇と言うのかというと

材料を黒班竹でつくっていました

これは当時羅宇と呼ばれた国

今のラオスから

今風に言えば輸入していました

つまり・・

羅宇=ラオス

だったわけです

いつの間にかその竹のことも

羅宇と呼ぶようになり

この羅宇を作って売ったり

ヤニが詰まって吸い難くなった羅宇を

新しいものと取り替えたりしました

そして、この人たちの商売を

羅宇屋と呼んだそうです

またこの「羅宇」は

一説によると

「柄(え)」を表わす

ポルトガル語に

由来するとも言われています

(「知っているようで知らない日本の職業」から)

 


悉皆屋(しっかいや)

2008年04月05日 | Weblog

 

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悉皆屋(しっかいや)

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この名前を聞いてご存知の方いらっしゃいますか?

聞いたことがない職業スタートです

 

「悉皆屋(しっかいや)」とは

注文主の意向を受けて

織物の染め色を決めるところから

職人を選び、完成まで

その名のとおり

着物のすべてを取り仕切る

いわば着物ディレクターのことです

もとは江戸時代

大坂で呉服屋や家々を回って

染め直し、洗い張りなどを請け負い

京都の専門店に送ることを

生業(なりわい)とした人でした

今でも 着物の手入れなどを

引き受ける業者を指すことがあります

当時からいわゆる

着物の便利屋という

ニュアンスもあったようです

こんなスケールのおきな名前がつくのは

古くから日本人と共にある

着物ならではかもしれません

(転載・「知っているようで知らない日本の職業」ことば探偵団)


四月になって・・

2008年04月05日 | Weblog

 

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四月になって

新しい仕事につく新社会人

職業には色々ありますが

メディアをにぎわせる

華々しい職業ばかりで

世の中は回っているのではない

いわゆる業界の人にしか知られていない

職業が意外と沢山あります

知っているようで知らない

日本の職業を

現役や昔あった仕事など

書物から引用転載してゆきます

お楽しみに

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引用した書物

「知っているようで知らない日本の職業」

「雑学辞典」 「国語辞典」 「落語辞典」 

 

使用している写真は文に関係のない

季節の花々を中心にしています

 

 


目的地まであと僅か

2008年04月04日 | Weblog

 

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目的地への最終日

長い長い

楽しい旅の最終目的地

フロリダ・キース

 

ホテルを出れば

 

太陽はもう頭の上

 

まだ夢の続きを見たくて

 

サングラスをかける

 

・・・

 

水平線まで続くハイウエー

 

ラジオから流れる

 

レゲエのリズム

 

頭の中は

 

マリンブルーで満たされる

 

・・・

 

スリリングな楽園に

 

ようやく着いた

 

~~~

 

思い切り海に溶け込み

 

体中が

 

海の色になったような錯覚

 

・・・

 

海から戻ると

 

ビールで乾杯

 

これがほぼ日課に

 

~~~

 

日焼けのあとに

 

そっとキスして

 

肌をなでる

 

夕暮れの風が

 

あなたの指先のように優しい

 

・・・

 

二日目に

 

街中で

 

映画のロケに出合った

 

何の映画か定かではないけど

 

かなりのアクションだ・・

 

そういえば

 

マイアミと言えば

 

前科者が集まり

 

麻薬で稼ぐ蜜入国者

 

ブロンドのお金持ちの未亡人

 

パームツリー

 

リゾートホテル

 

登場人物も小道具も

 

みなそろっているような街だ

 

何もしなくても

 

わくわくする街だ

 

~~~

 

楽しい思い出を

 

記憶するだけでも

 

大変なほどたくさんの思い出が出来た

 

明日はまた長い長い旅の始まりだ・・

 

アメリカにありがとう

 

3週間だけのアメリカ人?

 

日本人に帰ります

 

3週間は短すぎる

 

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町全体が博物館?

2008年04月02日 | Weblog

 

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アンティークな町

サヴァナ

 

古いレンガ造りのカフェに

 

我々の車が止まった

 

この車

 

かなりの年代物

 

でもそこがアメリカン

 

クラシックカーが似合う

 

・・・

 

古いアルバムを開いたような

 

暖かいセピアの感触

 

旅人の時間さえ

 

とめてしまう

 

夕暮れ色のルージュが

 

彼女の夜会服

 

昼間のほてりが

 

まださめない

 

・・・

 

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フロリダ紀行

2008年04月01日 | Weblog

 

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フロリダ紀行

 

あるダイビング仲間の集まりで

フロリダの海にもぐろう

そんな思いが結集して

出かけたカリブ海

 

海はカリブに

 

空は天国に

 

つながっている

 

素肌に痛い太陽の視線

 

波の嫉妬と

 

風の抱擁

 

船出のときが来た

 

追い風に乗って

 

いざカリブへ・・

 

~~~

 

エメラルドの波

 

突っ切って 沖へ沖へ

 

上がる飛沫は

 

魔法のシャワー

 

まぶしいドラマのエピローグ

 

・・・

 

フロリダ半島南部は

さんご礁の海がとても美しいところです

難破船が多く沈んでいて

絶好の潜水ポイント

フロリダキースの

ダイビングショップの人に連れられて

沖合いまでボートで移動します

マイアミあたりには

サーファーが多く

水上スキーやマリンジェットも多い

サーフィンは波がすばらしい

ケープカナベラルがメッカだった

わたくしは体力的に釣りに挑戦で

フィッシングツアーで沖に出る

マイアミ港は

カリブ海の玄関に位置して

豪華客船も沢山出入りしてました

昼間はおしゃれな水着とTシャツで過ごせる

夜はドレスアップで

ディナーにパーティーに~~

・・・

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