さて今日の職業は、そしてなんと読むでしょう?
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空師
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この職業は
パイロットではありません~(笑)
20メートは越すような巨木
クレーンが入れないような傾斜地
むやみに枝を落とせない
近隣に迷惑の掛かる場所
そんなところに生えている
巨木の伐採や枝落し
これをする職人さんのことを
空師(そらし)とよびます
なかには
ユネスコの依頼で
アンコールワット遺跡の
巨木の枝落しをした
空師さんもいて
その時は
直径3メートル 高さ50メートル
葉全体の茂り具合が
なんと50メートルという
巨木が20本以上
これを2週間で終えたというから
全くすごい技ですね
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巨木が世界中で少なくなっていますね
木が育っていないからですが
特に日本では
杉栽培が多くて
大きな胴回りの木が殆どないそうです
日本の太鼓は
胴をくりぬいて作るために
直径の大きな木が必要なんですが
それが殆どなくて
将来先細りで
一生懸命植樹してるそうですが
大きな木になるには
半世紀以上掛かるから
大変気の長いことですね
木を大切にしましょうね