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風
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つい昨日まで
いたような気がする夏
いつのまにか
すり抜けていってしまった
山の上で
透明の風になって
夢見る少年の肩を押す
彼は無心に走る
垣根を越えて
紅萩の花をこぼし
馬ごやしの枯れた匂いを吸い込み
もくもくと走る
昆虫の羽根の
軋む音に驚きながら
やがて少年は
自分が風になってゆくのを感じた
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芝生にねっ転がりながら
青い空を見ていると
ふと夢うつつの中で
ドラマが始まってしまう
空を飛びたい
その夢が忘れられなくて
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今日の写真は・・・
ススキの穂先で
風を見ているバッタ
肌の色が
少し赤味を増してきているバッタ
緑色だったのがやがて
赤味を帯びた色に変わります
まったりした午後を過ごしたいですね。
脱皮前の幼虫ですね
良く撮れてますねー
すんばらしい♪
何を考えて
空見てるんでしょね(。・_・。)ノ ポチ♪
我が家の庭にも旅のお客様が立ち寄ってそのままいますよ。
バッタ君の脱皮は知らなかったです。
ノッポさんの歌が聞えるようなバッタさんですね~
初めて知りました~。
ススキの穂が揺れる風景…いいですね~。
そんな風景を撮りに行きたいです。
バッタの種類が違うのかとばかり思っていた私です。
ススキもシーズンですねぇ。
山の中、群生を撮るといいでしょうなぁ~。
風にそよぐ草・・・柔らかな光・・・走り抜ける足音・・・
気持ち良さそうですね!!
私も止まりたい・・・感じです!!
まったりした午後を過ごしたいですね
そうですね~~でもうたた寝してしまいますね
夜更かししたツケが出てませんか(爆)
私のもうひとつのブログ・・
「Focus Time2 自然はいつも旬」に~
http://69814832.at.webry.info/
詳しくアップしてますが・・・
この時期に珍しく今年は沢山見かけました。
バッタの仲間のほとんどは、秋に卵を産み、卵で越冬し、
翌春に孵化した幼虫が育ち
夏ごろに成虫になるというライフサイクルを繰り返しますが、
ツチイナゴはちょっと違って
春に卵を産み、夏少し前に卵が孵化し、
夏から秋にかけて成長して成虫になります。
幼虫のときは緑色をしているのですが,
成虫になると茶色に変わってくるというのが特徴だそうです