その日その時 写真で見る歳時記

気ままに写した写真に気ままな言葉たちの集まり

鬼灯(ほおずき)

2007年07月22日 | Weblog

鬼灯(ほおずき)

***

ほおずきを鳴らすきみは

誰よりも上手だった

そして

ぼくは誰よりもへただった

幼かった想い出はいまも鮮明

赤く熟した ほおずきを見ると

懐かしさがよみがえる

おたがいに もうすっかり

大人になってしまったね

・・・・

***

 

鬼灯(ほおずき)

ほおずきの語源はいろいろあります

実が人の頬に似ているから

実を口に入れてふくらまし

頬を突いて鳴らすことから

ホホという虫が好んでつくことから

また、実が火のように赤いことから

火火著(ほほつき)になった

「著」は染まるという意味があります

また、酸漿とも書きますが

これは漢名

すっぱくて苦い味だからだそうです

あやしげな赤ちょうちんのイメージから

鬼灯とも書かれる様になりました

いかにも

厄除けとして効き目がありそうです

怪しげな鬼灯まで味方にしてしまう

そのたくましさは見習いたいですね

ちなみに

ほおずき市の立つ日は

観音様の功徳日で

四万六千日と呼ばれ

参拝すると四万六千日分の

ご利益があるそうです

 

 


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