かぎろひ
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今日は友達の話を~
彼女いわく
「いけない」と思いつつ
彼の携帯メールを見てしまった
彼がもっとも頻繁に
やり取りをしている相手は
彼女のもっとも親しい友だった
頭にカァ~と血が上り
彼の送ったメールを見たら
なんと
彼女のための
サプライズバースデーの
打ち合わせだった
・・・・
「ごめんなさい・・・」
~~~
この話を聞いて・・
なんとも
むなしい気がしてしまった
感動を与えるのも受けるのも
自然が一番だね
***
果てしなく受け継ぐ感動
~東(ひんがし)の 野にかぎろひの 立つ見えて
かへりみすれば 月西渡(かたぶ)きぬ~
万葉集(柿本人麻呂)
かぎろひは
二ので一時間前に見られる
最初の陽光といわれ
よく晴れた寒さの厳しい日にしか
見られない現象だそうです
陽炎(かげろう)の語源とも言われるかぎろひですが
もとは かぎる火
つまり
ちらちら光る火という意味です
柿本人麻呂が詠んだかぎろひは
やはり
日の出前の光のほうがふさわしいですね
毎年
この歌が詠まれた
旧暦11月17日に
この歌が詠まれた「阿騎野(あきの)の丘」で
「かぎろひを見る会」が催されるそうです
千三百年以上前の歌
風景 そして感動を今なお
受け継いでいるなんて
何と壮大なロマンなのでしょう
いつまでも伝えて生きたい宝物ですね
(山下景子著「美しい日本語」より)
山登りする人は見る機会があるのですが・・
平地で過ごすことの多い人はなかなか難しいです(笑)
その気になって・・完全防寒で準備して出かけても
自然相手・・まったく当て外れってことも~~
人麻呂さんは・・・ご推察の通りでしょう・・・(爆)
朝帰りなんて・・ごく普通のことだった昔が・・
今の世から見れば・・なんとも・・でしょうね(笑)
見たことないですねーー
見てみたい・・・
きっと地形も、条件があるのでしょうね。
じっと厳しい寒さに耐えて・・・
ちょっと無理!
ところで、人麻呂さんは何故こんな時間に、野原にいたんでしょう???
朝帰り???
ところが見なければならないような環境や条件を用意すると
もう嫌だった気分などすっかり忘れてしまうらしいです・・
人は常に良い悪いを自分流の答えで決めるから
時として・・それはないだろうという答えで決めることが
どうして?ということになるわけですね・・。
たまたまという言葉がありますが・・ほんとうに~
つい見てしまいたくなる条件がそろうと・・見るんですよ。(爆)
見られるのもイヤだし
そうですね・・殆どの人がそう思っていますね。
ところが・・少しなれてきたり、
気持ち的に無理が利く相手になると~
意外と・・かなりの人が見てしまうという研究結果が
あるそうです・・特に手が話さないから・・見てと頼んで
その後何日かしてから同じ実験をすると・・・
殆どの人が・・頼まなくても見てしまうそうです(爆)
人間は常に・・過去の記憶を脳が比較して
よいほうに考える動物なんですね
ネットで検索して・・関係先がわかると思いますよ・・
なかなかめぐり合えない環境ですが・・
それ見たさに何度も足を運んでいる人もいるとか聞きます
是非いちど・・参加して・・
上手く見られたら話し聞かせてください(笑)
仲が良いだけに・・裏切られたら・・そうなるかもしれませんね
でも・・目の前に誰もいなくて・・携帯メール来た合図・・
つい人のものでも・・見たい誘惑に駆られます~~
それが人の気持ちなのかもしれませんが・・
やはり・・親友なら余計に・・節度守らないとね(笑)
いつも自分を中心にしていたい・・
これが人のことを気にする原因ですよね
人と共にあるのではなく・・・自分のためにと思うと
自分が置いてけぼりにされていると思えるんでしょうか
みんな一緒にいないと寂しいらしいのです・・ね
なんとなく希薄なつながりで保たれている
友情のような気がしました
そうなんですよ・・でもね~~その後の話がまた・・
驚きです・・女性はしたたかですって(爆)
サプライズバースデーに・・自分の浅はかさから・・
当日すべてを伏せたまま迎えて・・思わず泣いてしまったら
それがまぁあ~感激したものと思った彼氏や友人たち
弁解も出来ず・・幸せをみんなが祝福してくれて~~
気がついたら・・スッカリ自分のしたことを忘れていたとか・・
後で・・思い悩み私にそっと相談に来たってわけです
女性はしたたかで・・すごいって思いますね・・
今時の子といういい方好きではないですが・・
なんだかものすごく・・男という生き物が
むなしい気がしますね(爆)
「パイレーツ・オブ・カリビアン」では日没の時に一瞬見える緑の閃光が出て来ますが、同じようなものでしょうか?
人様のものは、日記にしろメールにしろ手紙にしろ、見たコトがない裕華は、見ちゃう人のキモチがよく分からない…カモ。
自分の見られたらゼッタイ嫌!ですよね。
勝手に見るような人は信用できないし…。
ソレ考えたら、見るのはマズイと分かりますよネ。
見られるのもイヤだし (;一一)
夫も息子も、わたしのモノではないから
見ちゃイケナイとも思うし。。。
広い広い写真ですね ヾ(〃^∇^)ノ
私も、その壮大な浪漫の感動を味わってみたい!
他の人は許せても、親友だけは許せないんです。
信じること!わかっていても思いの強さに負けてしまいます。
心から信じてなかったのかしら?
辛い思い出・・・今でも夢に見そうです。
これ、実話なんですよね?
疑いの目を持ってしまったご自分を責めたことでしょう
もう知ってしまったからには、サプライズにも驚けない・・
あぁ
なんてこと!!^^;
その後どうなったのでしょう、知らない振りを通して
驚く振りをしたのでしょうか???