その日その時 写真で見る歳時記

気ままに写した写真に気ままな言葉たちの集まり

時つ鳥(ときつどり)

2007年05月14日 | Weblog

時つ鳥(ときつどり)

***

あなたが泣けば

遠くにいてもあなたとわかる

あなたのすべてが私の命

「ないてちをはくほととぎす」

ではないけれど

血を吐く思いを何度も越えて

あなたと生きてきました

あなたの成長が私の命

***

時つ鳥(ときつどり)

初夏を代表する鳥

ほととぎすの異称で時の鳥という意味

昔の人にとっては

田植えの時期を知らせる鳥でした

時鳥、子規、、霍公鳥、不如帰、杜鵑、郭公

どれもほととぎすの当て字で

昔はほととぎすと郭公(カッコウ)は混同されていたそうです

鳴いて血を吐く・・

これは大きな口をあけて、真っ赤な口の奥まで見せ

昼も夜も鳴き続けるのを見てだそうです

いまの時代に

必死で時つ鳥が

告げようとしているのは何でしょう?

またほととぎすの初音の事を

「忍び音(しのびね)」といいます

もともとは声を殺して泣く事をいいますが

夏の初めに「テッペンカケタカ・・」

と鳴くといわれているほととぎす

名前の由来は鳴き声から付いたといわれますが

ほととぎすと思って聞くと

「ホ・ト・ト・ギ・ス」と聞こえる気がします

山の彼方からかすかに聞こえる

ささやかな声

きっと

うれしい忍び音かも


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