その日その時 写真で見る歳時記

気ままに写した写真に気ままな言葉たちの集まり

振舞水(ふるまいみず)

2007年08月20日 | Weblog

振舞水(ふるまいみず)

***

小さなひしゃくで

きみが水を撒くと

いつも私はびしょ濡れになる

見ているほうと違うほうに水が飛んでくる

でも一緒に水撒きして

後で食べるスイカは

格別おいしいね

涼しい風が吹いてくる

昔の人はこの風を

極楽のあまり風と

いうんだっよと話すと

極楽ってなぁあに?

あまり風ってなぁあに?

なぁあに?なぁあにの連続で

スイカが食べられない

***

 

誰かのための行動

振舞水(ふるまいみず)

暑さの中

道行く見知らぬ人を思いやって

通行人に大切な水を振舞う・・

これが振舞水(ふるまいみず)

喫茶店などに入って

冷たい水が出てくるとホッとしますが

これも現代版の

振舞水(ふるまいみず)といえるのかも

こんな風習を

当たり前のように受け継いでいるかと思うと

素敵だと思いませんか

ところでこの「振舞う」という言葉

「行動する」「もてなす」の両方の意味で使われます

初めは単に

「行動する」という意味で使われていましたが

いつしか誰かのために行動するときも

「振舞う」というようになりました

どちらの意味が

より一般的になってゆくのか

これからも私たちの行動に

かかっている気がします

 

 

 

 

 

 

 

 


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