心星（しんぼし）

心星（しんぼし）

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陽が落ちて

あたりが薄暗くなっても

ひとり漂う水面（みなも）

はぐれてしまったのかい

水鳥たちが

空を見上げて

風のガイドを探してる

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心の宇宙にも・・

心星（しんぼし）

北極星・ポラリスのことです

小熊座の二等星

いつも

真北の天に輝いています

古代中国では

天帝の居場所とされていました

別名もたくさんあります

北（子・ね）の方角に見えることから「子の星」

方角を知る星だから「方角星」「目当て星」

周りに明るい星がなく

ひとつだけぽつんと光って見えるから「ひとつ星」

そして

まわりの星があたかも

北極星を中心に回っているように見えるから

星空の中心に見立てて「心星（しんぼし）」

道に迷った旅人も

大海原で途方にくれた船人も

空を見上げ

この星を標（しるべ）としたことでしょう

あなたの心の宇宙にも

きっと心星（しんぼし）があるはずです

迷ったとき　途方にくれたとき

この星を探してみてくださいね