その日その時 写真で見る歳時記

気ままに写した写真に気ままな言葉たちの集まり

雲の峰

2007年07月25日 | Weblog

雲の峰

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綿飴みたいな 入道雲が

ぐんぐん高く ふくらんでゆく

迷わずに わたしも

夢へと手を伸ばそう

かがめた体を

大きく伸ばす要領で・・

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山の峰のように沸き立つ雲

雲の峰

梅雨明けの夏空に沸き立つ入道雲

変幻自在に高さを競います

まるで 山の峰のように見えるので

「雲の峰」と表現しました

入道雲を最初に峰にたとえたのは

古代中国の詩人陶淵明(とうえんめい)で

「夏雲奇峰多し」とうたいました

入道雲(積乱雲)は

いかにも勇壮で

男性的に見えるため

日本では太郎の名を冠して

呼ぶことが多い

関東では「坂東太郎」

大阪では「丹波太郎」

九州では「比古太郎」と呼ばれています

雲の山の峰にたとえるのは

眺めて感興尽きない

大いなる自然への畏敬の賛美が

こめられているからでしょうね

 

 


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