その日その時 写真で見る歳時記

気ままに写した写真に気ままな言葉たちの集まり

さくら

2011年04月11日 | Weblog

 

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さくら

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今日の句

「さくら咲く何処へ行くのか命たち」

 

在原業平の詠に

「世の中に絶えて桜のなかりせば春の心はのどけからまし」

というのがありますが、これはおよそこの世の中に

桜がなかったら実にのんびりと過ごせるという

桜に寄せる日本人の心情を逆説的に詠いあげています

花といえば桜で花王トモ国花とも称される桜

桜とは切っても切れないものがあるようです

花曇、花筏、花冷え、花筵など桜の表現もいろいろあります

桜の一生は約10日 その短い命をちらほら

一分咲き、二分咲き、三分咲き・・満開

そして花吹雪、葉桜と細かくきざみ

一瞬一瞬に愛情を感じさせてくれます

この開花具合の変化は深まりゆく春の投影でもあります

咲いたといって喜び散ったといってさびしがるこだわりを

外国人は驚きをもって見つめるそうです

 

4月の旬な写真だけの

別ブログ・・・FocusTime5

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