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さくら
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今日の句
「さくら咲く何処へ行くのか命たち」
在原業平の詠に
「世の中に絶えて桜のなかりせば春の心はのどけからまし」
というのがありますが、これはおよそこの世の中に
桜がなかったら実にのんびりと過ごせるという
桜に寄せる日本人の心情を逆説的に詠いあげています
花といえば桜で花王トモ国花とも称される桜
桜とは切っても切れないものがあるようです
花曇、花筏、花冷え、花筵など桜の表現もいろいろあります
桜の一生は約10日 その短い命をちらほら
一分咲き、二分咲き、三分咲き・・満開
そして花吹雪、葉桜と細かくきざみ
一瞬一瞬に愛情を感じさせてくれます
この開花具合の変化は深まりゆく春の投影でもあります
咲いたといって喜び散ったといってさびしがるこだわりを
外国人は驚きをもって見つめるそうです
4月の旬な写真だけの
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