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馬酔木の花
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今日の句
「偲ぶとは逢えぬことだと花馬酔木」
アセビは大和地方に多く
「万葉集」には10首が読まれている
「磯の上に生ふる馬酔木を手折らめど
見すべき君がありとは言わなくに 大伯皇女」 などがあります
また明治のころには短歌雑誌や俳句雑誌にも
馬酔木の名前が冠されています
この花は日本固有種で
山地の乾燥した場所に群生することが多い
葉や茎に有毒物質を含むので
「足しびれ」から転化してアセビ
同じようにこれを食べた馬が酔ったようになることから
漢名がついたといいます
以前は葉を煎じて害虫駆除に利用などもされたようです
紅色の花で紅アセビといわれる園芸品種もあります
4月の旬な写真だけの
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今日の写真は・・・イカリソウ
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