縁（えにし）

　つい、先日わかったこと・・・。日曜日に横浜アリーナで開かれたＧＬＡ全国感謝の集いに参加して帰りに羽田に着いたとき、旧友のＴさんが僕に話しかけてきた。
　カミホロでのリーダーのＮさんは、なんとＴさんの幼馴染であり、若い頃一緒に山歩きした仲だったそうだ。世間は狭いものだ・・・というか、人の縁はどこでどう繋がっているかわからないと感じた。
　
　Ｔさんは僕のカメラの師匠でもあり、ニコンＦを譲ってくれた人でもある。僕も若い頃道東のあちこちを車で仲間と一緒にまわり写真を撮ってきたものだ。
　今でも糠平湖から見た初春のニペソツ、ウペペサンケの白き姿は深く心に刻まれている。

　Ｔさんも数年前に癌との苦しく辛い日々を味わった方である。肉体生命の危機を越えて、今、自らのミッションを強く感じとっているようにみえる。
　願わくば、僕自身もまた、この生かされているこのいのちにどんなミッションを託していたのか知りたいと想う。否、知らなければならないのだ、と考える。