労組書記長(←元)社労士 ビール片手にうろうろと~

労組の仕事している勤務社労士がもしや誰かの役に立ってるんかな~と思いつつ飲んだくれて書いてるっす~(* ̄∀ ̄)ノ■☆

ウォーロード/男たちの誓い 睡魔と戦うおつむでは難しかった

2009-05-10 | 🎥いい映画観てますか?(アジア)

【 27 -7-】 海から早く帰ってきた昨日、あまりにも早い時間だったので仕事の妻にメール。
「はよ帰ってこい、腹減った!それとも明日は休みやしレイトショー見に行くか?」というわけで妻が「金城武 」が出演しているというだけで観たがっていた「ウォーロード/男たちの誓い」を。

 中国・清朝末期。太平天国の乱が巻き起こる中、敗軍の将となった清将軍のパンは、リィエンという女に助けられ、一夜を共にした。その後食糧を求め街へ立ち寄った際青年ウーヤンと出会い、彼の村へと招かれる。しかしウーヤンたちは盗賊で、官兵のパンは村のリーダーでウーヤンの兄・アルフに拒絶されてしまう。しかもリィエンはアルフの妻だと知り、パンはショックを受ける。そんな中、村は清軍の略奪に遭ってしまい……。

 難しかったのです
史実があってそれがベースのお話みたいだが、そもそも「太平天国の乱」がわからん。
『中国、清朝末期の大反乱(1851〜1864年)。洪秀全がキリスト教に接して始めた宗教結社上帝会と、農民たちの伝統的な秘密結社がむすびついた。広西省で清をほろぼし漢民族の国をつくるとして兵をあげ、1853年に南京を占領。ここを首都に長江中下流域に勢力をふるった。政治・経済の平等主義をとなえ、土地改革や男女平等制度などを部分的に実施した。しかし、変革の不徹底と1856年以降の内紛激化により弱体化し、1864年に清朝側に立った外国人の指揮する義勇軍に攻め込まれ、鎮圧された。』らしい

 原題は「投名状」。
「投名状」とは、組織に仲間入りする際に、忠誠を示す証書のようなもので水滸伝の故事に由来するんだそうで、これが物語の重大な要素だったんだが、その意味すらわからなかった
そしてこの映画の題材は清末四大伝奇事件の一つで「馬新貽総督殺人事件」だそうで、映画自体が昔の映画のリメイクなんだそうです
難しかったのです


 徹夜で
走って波乗りしてきた身体、モノトーンな映像、ロングショットが多くカット割りも長め、台詞のない戦闘シーンが多く、台詞は独特の言い回しで難解で言葉少なめで物静かで、綺麗な女の人もあんまし出てこないし。。。
で、お話は難しいときたもんやから、もう睡魔との戦いが酷くて、映画の奥深いところへどうしても入っていけないまま、予想だにしなかったラストシーンにいっちまった。(あのラストはこの映画特有の解釈なのか、それとも歴史上一般的な解釈なのか?)
そのラストに大きく絡んでしまうシュー・ジンレイは、新宿インシデントとは打って変わっての、化粧っけの無い地味な感じだったが、でもやっぱり雰囲気あったなあ


 しかしレッドクリフにしてもこの映画にしても、戦闘シーンの凄さは(スケール感とか迫力とか緻密さとかCGとの融合とかいろんな意味で)、ぜったいにハリウッドを超えてるぞ、いやハリウッドの追随を許さないぞって思うぞ
映画が終わって妻に「映画どうやった?」って聞いたら、「金城武かっこよかった~
って、それだけかいっ

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