未完の世界 Imperfect World

アーティスト佐々木久枝のブログ
自身の作品、生花と墨象を融合させたアートについて紹介。そして時々日々のこと。

フランスへの旅 その9 完結編

2019-11-12 11:27:23 | 旅行
ズルズルと引きずってしまいましたが、これでやっと終わります。
もう少しお付き合いください。


今回の旅は、失敗を含め充実していました。迷子になって歩き回った時間はかなり多く、WiFiを持ってこれなかった自分に落ち込みましたが、自分が行きたいところに行くことができて心の底から喜びが湧き上がってきました。
海外一人旅のハラハラドキドキも久々に体験して冒険野郎の感覚が蘇ってきたのも嬉しかったです。
(だんだん歳を重ねるとチャレンジすることに腰が重くなっていくのを実感しています。)

知り合いは多くないですが、旅の醍醐味は人との会話なのではないかと思ったりします。

何気なく入ったリヨンのワインショップのお兄さんは私につまみのサラミ(おいしかった!)を勧めながら、私の好みを辛抱強く聞いて(私のフランス語が下手すぎなのと、英語でどう表現するかあまり考えたことがなかった)、選んでくれました。
彼は日本語を勉強しているらしく、片言の日本語を話してくれました。
異国の地で日本語を聞くとホッとしてしまうのは年のせいなのかなあ。
その時に買ったリヨンのワインはとてもフルーティで個性的でおいしかった!
(私はあまりワインに詳しくはないけど)

オートリーヴへ行くバスの運転手さんの笑顔にもホッとしたなあ。

リヨン行きの電車の中では隣に座ったフランス人のおじさんと話をしたのですが、私はフランス語で話をしているのに、向こうは英語で返してくる。
きっと私はフランス語がわからないだろうからと気を使ってくれたのだろうなあと思うと、フランス語の勉強がんばらねばと一瞬(?)気合が入りました。

パリで行ったスタバでは、レジのおにいちゃんにカップに書く用に名前を聞かれ、アルファベット(一応フランス語発音)で伝えたら、「ヒサエさんですね。日本人の方ですか?」と流暢な日本語で話しかけられてうれしかったのも良い思い出の一つです。
しかも海外で私の名前をきちんと発音したのは、彼が初めてだと思います。
日本にはまだ来たことがないけど、日本が好きで日本語を勉強しているのだそうだ。もっと突っ込んで色々話をしとけばよかったなあ。

だいたい私の名前はアメリカだと「ハイサエ」(ハイサイおじさんのようだ)または親しみのない名前なので、アルファベットで呼ばれたりする。
フランスに至っては「イザエ」と発音されたりする。
国際的でない名前をつけた親を軽く恨んだけども、今はいいネタができたとも思っています。



細々といろんなことがあったけれど、今度旅するときはもっといろんな人と話をしたり交流したいなあ。
何を見た、食べたとかも、もちろん大事だけど、自分の感じたことや目には見えない思い出もたくさん心に刻まれます。
私はこれからもたくさんの経験をしたいし、これからもチャレンジを続けたい。

また旅するぞー。


おわり


フランスへの旅 その8 パリ編 グランド・モスケ・ドゥ・パリ

2019-10-25 19:05:01 | 旅行
また時間が空いてしまいました。
毎日とか頻繁にブログを書く人、尊敬します。


さて、夏のフランス旅、パリ編。
旅の後半は暑さと迷子でかなり歩いたため、かなり疲労がたまっておりました。
それでも貧乏性なので、ついつい動いてしまいましたが。

パリで一度行ってみたかったところの一つが、グランド・モスケ・ドゥ・パリです。
パリにあるイスラム教の寺院で、モスクが美しいと聞き、これは自分の目で確かめねばと思い、旅のリストに入れておきました。
地図で見たら、滞在先から歩けなくもない、旅に出たら、地下鉄もいいけど、風景を見ながらの散歩もいいよねっと甘く考えてしまい、結局迷子になりながら余分に時間を費やしてしまいました。
でもそうやってたどり着いたモスケ・ドゥ・パリは美しかった!
繊細なアラベスクの模様に感激し、作っているときは気の遠くなるような作業だっただろうなあと思わないではいられませんでした。












ここにはカフェも併設されています。
お茶をしに入りたかったのですが、混んでいて入れそうもなくて断念しました。
ミントティー飲んで見たかったな。


続く(まだ続くんかい!)



フランスへの旅 その7 ストラスブール&コルマール編

2019-10-03 16:59:47 | 旅行
リヨンからパリに戻り、一日おいて、以前から行きたかったストラスブールとコルマールにも行ってきました。
パリからストラスブールへはTGVで2時間ほど。コルマールはストラスブールから電車で20分くらいのところにあります。

この地域はドイツとの国境近くにあって、現在はフランスですが、ドイツに占領されていた時代があったりなど、歴史的にも複雑な背景があります。
ドイツの文化が色濃く影響されていて、建物も特徴的ですし、街にはドイツ語とフランス語が併記されているものがたくさんありましたし、食べ物やワイン、ビールなどにもそれが感じられます。

まず到着して観光案内所に行きます。
駅から15分くらい歩いたところにあって、そこで地図の入ったパンフレットを購入します。
こういうのは無料なのですが、広告なしで情報のクオリティが高いものとなるとそうせざるを得ないとのことでした。観光案内のスタッフさんはいろんな語学が堪能そうで、話せる言語のバッジをつけてました。たくさんバッジをつけている人もいて、思わず尊敬してしまいました。


観光案内所の目の前にあるのが、この大聖堂です。
なかなか渋いですね。


中はこんな感じです。







散策していくとアルザスの特徴的な木組みの建物がたくさん目に入ってきます。
これがみたかった!
かわいくて、心の中ではしゃいでおりました。














園芸にも力を入れているようで、花もきれいでした。



ランチはウエイトレスさんが勧めてくれた名物の一つである、薄い生地のピザをいただきました。
もちろんビールも!
おいしかったけど、とても大きくて一人ではまたもや完食できず。


シュークルートも食べたかったなあ、と後悔し(メニューで探せなかった)、その後パリのスーパーでシュークルートの缶詰を買いました。




さて、最初はストラスブールのみの予定でしたが、コルマールも素敵だよと聞いたので、それならばとコルマールにも立ち寄りました。



ここも観光案内所の場所まで歩いて15分くらい。
汗をかきかき歩くと、なんとも可愛らしい風景が広がっていました。



これは頭の家という建物。よく見ると人の顔の彫刻がたくさんあります。


本当におとぎの国にいるようでした。












あまり時間がなくて駆け足で回ったので、もったいなかったなあ。
もう一度ゆっくり行きたい場所です。

つづきます



フランスへの旅 その6 リヨン編②

2019-10-01 12:34:00 | 旅行
前回のブログからまたまた時間が空いてしまいました。

リヨンは食の街でもあり、今は亡きフランス料理の巨匠ポール・ボギューズの市場があります。
バカンスでお休みのお店もちらほらあったのですが、美味しそうなものがたくさん並んでいました!
あれもこれも食べたかったなあ。
胃袋2個くらい欲しいものです。

市場内のチーズ屋さんでリヨン名産のチーズ「サン・マルスラン」を購入。
あまりきちんと包装されず、簡単にセロファン?みたいなもので包んで渡されました。
これが後からの悲劇の元になります。後ほど出て来ます。









館内には何カ所かレストランもあり、それぞれ大変混雑していて、お店のスタッフも忙しそうで、入るのがなんだか気が引けましたが、勇気を持って入りました。
食べたのは、牛肉のタルタルと付け合わせのジャガイモのグラタン(グラタン・ドフィノワ)です。
フランス語の先生がこのグラタンをおすすめしていて、メニューを探したら牛肉のタルタルの付け合わせでした!



タルタルも、グラタンも絶品!
とっても美味しかったです。
牛肉の方はピクルス?ビネガー風味でさっぱりしていて、グラタンの方は何かハーブが入っているのかとても香りがよく、濃厚。
今思い出すと、また食べたくなります。


さて、また旧市街をプラプラ。
味わい深い場所です。
歩いているとワイン屋さんがあり、立ち寄りました。
お店のお兄ちゃんはとっても気さく、日本語を勉強しているようで、片言の日本語を話してきます。
こういうのは嬉しいですね。
ハムをつまみに出してくれて食べながら、ワインを選び、購入し、リュックに入れました。

その後、美術館へ。
モダンな建築の美術館です。
人類・生命の進化を大体的に展示や、企画展で日本の妖怪(なまはげなど)や儀式的な祭りを写真に収めた写真展もあり、興味深かったです。



ここにはOnlyLyonのモニュメントもありました。
OnlyLyonはリヨンのスローガンのようです。
インスタ映えスポットらしく、みんなライオンに乗っかって写真を撮っていました。
誰もいなくなるまでひたすら待ちました。


さて、その後ホテルに戻り、リュックを開けると何か異臭が…。
何か変なもの買ったっけ?と荷物をかき出してみると、そこには

( ̄Д ̄;) ガーン

市場で買った、チーズが潰れて無残な姿に…。
チーズを買ったことを忘れ、ワインを買ってリュックにポイっと無造作に入れたらチーズが潰れてリュックの中であちこちに付着しておりました。
できるだけ取りましたが、臭いは残ったままチーン…。

サン・マルスランよ…、さようなら。

帰国後、どんなに拭いてもリュックの臭いは取れず、洗えないタイプのものなので、放置しておりましたが、めでたく夫の所有物となりました。
夫は気にならないようでした。



気を取り直してリヨン最終日は、行ってみたかったブションの「Daniel& Denise」へ。
予約せずに入ってしまったのですが、一人だったのでなんとか大丈夫でした。





頼んだのは「ブレス鶏のマッシュルームソース」だったかな?
ブレス鶏というのはリヨンの名物で、いわゆるブランド鶏のようです。
これもまたフランス語の先生のお勧めでした。



とーっても美味しかったです。
生きててよかった!と何度も思いました(単純)。
付け合わせのグラタンとポテトフライも美味しかったのですが、さすがに量が多くて食べきれず。
このあとデザートも勧められましたが、とてもじゃないけど食べられなくて泣く泣く断念。
フランス人のお腹ってどうなってるんだろう?

隣の人が食べていた、パテのパイ包みみたいなのもおいしそうでした。
またリヨン行きたい!


リヨンの旅はこれでおしまいです。

次へ続きます。



フランスへの旅 その6 リヨン編①

2019-09-17 09:28:14 | 旅行
前の投稿から時間が空いてしまいました...

オートリーヴのからの続きです。
シュヴァルの理想宮を見た後、リヨンに戻り、ホテルにチェックイン。

これから3泊リヨンに滞在することになります。
(本当は2泊の予定でしたが、色々調べていくうちにオートリーヴ行きのバスは土日運行しないことがわかり、慌てて予備としてもう一日、月曜日の滞在を追加しました)

歴史と食の街、リヨン。
NHKのフランス語講座でもリヨンが舞台になっていたし、フランス語の先生にもリヨンで何を食べたらいいのか事前に聞いていたので、食べ物のことばかりですがとても楽しみでした。

お昼過ぎからのろのろと行動開始です。
まずはベルクール広場へ。


観光インフォメーションセンターがあり、そこでガイドマップももらえます。
日本語もちゃんとありました。ありがたい!

フランス料理界の重鎮、ポールボキューズさんの像も鎮座しています。



ランチをしようと先生オススメのお店に行ったのですが、時間が遅かったので、クローズとのこと。
お向かいのレストランを勧められたので、そこにいくことにしました。

まず食べたのはリヨン名物「quenelle(クネル)」。

魚のすり身のようなものにエビとかザリガニ?のクリームソースがかかっていて、とーってもおいしかったです。
真ん中はエビ味噌?のクネルなのかな?濃厚でした。
写真は焦げてますが、あまり気にならなかったです。



ボリュームがありすぎて、全部食べられず、無念。


お腹も満足したところで、地下鉄で旧市街へ。
駅出て少し歩くと大きな教会がありました。




旧市街はルネッサンスの頃からの建物が残っていて、パリのような華やかさはないけれど、脈々と流れてきた歴史を感じさせます。







リヨンではプラリーヌという、アーモンドを砂糖でコーティングした?濃いピンクのお菓子があります。
リヨン名物の一つなのですが、至る所で見かけました。
刻んだものをパンに入れたりしていて、色が華やかです。


ギニョール人形の劇場もありました。

顔がちょっとこわい...

旧市街から見えるソーヌ川。
眺めているだけでも気持ちよかったです。





リヨンも長くなります。
続きます。