未完の世界 Imperfect World

アーティスト佐々木久枝のブログ
自身の作品、生花と墨象を融合させたアートについて紹介。そして時々日々のこと。

才能を生かすも殺すも…

2016-08-23 12:54:48 | 日記
ずいぶん前に読んだ本から。
ふと思い出して。

「でも、ぼくはね、師匠だろうが編集者だろうが、人は他人の才能を潰すことなんてできないと思っているんですよ。才能を潰せるのは、その才能を持っているその本人だけだと」
角田光代著「私の中の彼女」新潮社文庫より

「才能がある」、といえるのは日本人の場合だとよほど突き抜けてないと言ってはいけないような空気があります。凡人は「私は○○の才能がある」言ってはいけないみたいな。
私はそれほど多くの外国人を知っているわけではないけれど、他の国の人の方がもっとハードルが低くて、楽しんでいるような気がします。
ロンドンに住む友人は、向こうの方がレベルとかなんとか言わないで、みんな楽しくライブしているよーと言っていたのを聞いて、そういう感覚って裾野が広くていいなあ、まず自分たちが楽しむが第一だよねえと思いました。

何かを表現したら、発表したら褒められもするし、スルーもされるし、けなされたりもします。これは避けられないもの。
批判が怖いから、自分は未熟だから、他の人にこう言われたからと、心の中ではやってみたいのに前に進まないのは自分を殺してしていくことだなとあらためて思い直しました。
嫌なことを言われても縮こまらず、愚直に前に進もう。

先週は何本かコンサートに行き、どれも素晴らしく、聞きながら頭の中で書いたり、花を置いたり、どこかへトリップしたり。
一緒に行った友人が「命を燃やすってこういうことだよね。」と言っていて、納得。

私も縮こまらず(私はどちらかといえば図々しい方だけど)自分に忠実に表現していこう。

あー独り言だね。


赤いオクラ

2016-08-23 12:27:23 | 日記
鑑賞用の赤いオクラ。



生け花を習っていた時、花材として出てきていてびっくりしたことを思い出しました。
お花屋さんで、見かけて懐かしくて購入。
ドライにしてみよう。キレイにドライになってくれるかな?

ちなみに中はこんな感じ。
ネバネバはしてません。
種、植えると芽が出るのかな?






花と影

2016-08-07 13:26:52 | 日記
先日のパフォーマンスの残りの花を使っていけた時の写真。
影が物憂げで、植物のざわめきや会話が聞こえてきそうで、きれいだなあと思って。
こういう作品が書けたらいいなあ。



先週のパフォーマンス、無事終了しました。

2016-08-03 10:21:16 | 展示
7/29金曜、朗読、書・花、音のパフォーマンス「りら」、無事に終了しました。
有料で、共演者の方たちと即興でパフォーマンスをするのは初めてで、本当に緊張しっぱなしでした。
それでも彼らの音を聞きながら一生懸命、書いて花を生けました(葉とかの音も出してみた。失敗?)。

反省点はいっぱいあるのですが、とりあえず無事終了して一安心。
素晴らしい経験になりました。

思い返せば、昨年夏にコントラバス奏者の齋藤徹さんのワークショップで今回の共演者の役者の笠松環さんと、バンドネオン奏者の鈴木ちほさんに出会いました。
まさかこのような形でパフォーマンスをするとは思いもよらなかったことです。
そして、2部では斎藤徹さんとツアーを一緒にしたスイス人ピアニスト、ジャック・デュミエールさんが2部から入ってくださいました。
こんなすごい方と初演で共演することができるなんて、なんかミラクル。
私は本当にラッキーです。

人前でパフォーマンスなんか絶対しないだろうなあと、昨年まで思っていたのですが、ちほさんから話をもらったときに、一度は断りかけたものの、自分のやっていることをちゃんと肯定しようと思って、参加することを決めました。

もちろん、私にとっては怖いことです。
パフォーマンスすることは展示作品を作るのとは違った意味で、自分のさらけ出されます。
かっこなどつける余裕などありません。
今回もお客様にとって、見苦しい部分もたくさんあっただろうなあ、書の先生にも激しくダメ出しされるんだろうなあとわかってはいるけれど、私は人をあれこれ批判するより、批判される側でいよう、大いに恥をかこうと覚悟を決めました。これからもそうです。
何かしていく過程で、失敗の方が多いのですが、そこで発見したり、経験することが楽しいし、得るものが大きい。
やっぱり楽しくなくては続かないのです。
自分がどこに向かっていくのか、さっぱりわからないけれど(というか決めていないけど)
自分が本当にどう思うのか、どう表現したいのか自分に問いながら、自分を信じて前進あるのみかな、と今回のパフォーマンスを通して改めて感じました。

一部での作品。宇宙系の詩の作品が多かったので、菊で星のような光を表現しました。




2部での作品。これもまたカオスになってしまいましたが。
花をきちんと生けるというよりも無造作に、でもその中に命の美しさがあることを表したくて、このようにしました。


しばらく頭を空っぽにして、また制作しよっと。