未完の世界 Imperfect World

アーティスト佐々木久枝のブログ
自身の作品、生花と墨象を融合させたアートについて紹介。そして時々日々のこと。

朽ちているケイトウ

2015-10-31 13:07:28 | 
先日一目惚れして購入したケイトウの花。



今は朽ちてこのように。
ぐったりしているけど、これはこれで違う生き物みたいでおもしろいので、まだ飾っている。
なんかエロティックであり、エレガントな感じがする。
他の人からみたら変にうつると思うけど、私は好きだ。






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http://www.achoachoacho.com/


来年6月にパリで個展します。
とても素敵なギャラリーです。
galerie metanoia

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紅葉ユキヤナギから緑の葉

2015-10-27 10:09:39 | 作品
先日買った紅葉ユキヤナギ。多分…。
緑の葉っぱが出てきた。
生きてるんだなあと感激。
そして無知でお恥ずかしいけど、なぜ今葉っぱがでてきたのかわからない。



これを見ながら、自分の展示を思い出す。
私の展示では生の花を使うので、それらは時間の経過とともに変化していく。
もちろん花は朽ちていくのだけど、逆に芽吹いていくものもある。

昨年3月に展示したときのもの。展示初日↓


展示後半↓


うねうねした枝ものは雲竜やなぎ。
展示最終日くらいになったら緑の葉っぱがでてきて逆に、植物のあらためて植物の生命力に驚かされた。

枝ものは根が出てきたりするものもあり、たくましい。

対照的に朽ちてきたダリア。
もの憂げで、なにか語りかけられている感じ。もしくはため息かな?
今の季節のメランコリックさとマッチしている。




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モミジバフウ

2015-10-24 09:17:32 | 植物
昨年3月NYに行った時によく道に落ちていたのがこれ↓



造形的におもしろく、精巧できれいな形。自然ってほんとすばらしい。
道でみつけては喜んでいたのも思い出す。
これはこんなふうに枝からぶらさがっていた。かわいくて萌え。



日本ではみたことがなくて、帰国してさっそく調べたら。「モミジバフウ」というらしい。
日本にもあるみたい。
植物の種も木や花、実もほんとおもしろいものだ。


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ケイトウの花

2015-10-21 09:10:19 | 
お花屋さんでケイトウの花がとてもきれいだったので、購入。
色やフリルの部分、茎のバランス、うっとりしてしまう。




今は品種や色も様々であって、眺めていてとてもおもしろい。
鶏頭というだけあって、子供の頃はフリルの部分が脳みそみたいで気持ち悪くて好きではなかったけど、今は好きな花だ。
それにしてもどうしてこんな形になったんだろう…。植物の形っておもしろい。

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焼き印でつくるアート

2015-10-12 13:20:31 | 日記
最近知人のFacebookで紹介されていた、「Estsuko Ichikawa」さんの作品を見て、心が震えるくらい感動した。
彼女のHPはこちら。

http://www.etsukoichikawa.com/Artist.cfm

吹きガラス道具で、溶解している熱いガラスで描かれる世界は、とても繊細だけど力強くて美しい。
パフォーマンスにおいても、ガラスの熱い塊と炎がよりドラマティックで、かっこいい。見ていて飽きないし、私自身の心にも火をつけられる感じがして、テンションがあがる。

そして彼女のstatementに"between the ephemeral and the eternal(儚さと永遠の間)"という言葉があって、恐れ多くも自分の作品のテーマと共通する部分があって、よりうれしくなってしまう。

書と生け花は瞬間の芸術であり、書の方は描いたらその後は変わらないけど、花は生命があるし、それはとても短くて儚い。
その共存は私自身の作品のテーマの一つである。

いつか作品やパフォーマンスも見てみたいし、お会いしていろいろ話をうかがってみたい。



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