未完の世界 Imperfect World

アーティスト佐々木久枝のブログ
自身の作品、生花と墨象を融合させたアートについて紹介。そして時々日々のこと。

フランスへの旅 その8 パリ編 グランド・モスケ・ドゥ・パリ

2019-10-25 19:05:01 | 旅行
また時間が空いてしまいました。
毎日とか頻繁にブログを書く人、尊敬します。


さて、夏のフランス旅、パリ編。
旅の後半は暑さと迷子でかなり歩いたため、かなり疲労がたまっておりました。
それでも貧乏性なので、ついつい動いてしまいましたが。

パリで一度行ってみたかったところの一つが、グランド・モスケ・ドゥ・パリです。
パリにあるイスラム教の寺院で、モスクが美しいと聞き、これは自分の目で確かめねばと思い、旅のリストに入れておきました。
地図で見たら、滞在先から歩けなくもない、旅に出たら、地下鉄もいいけど、風景を見ながらの散歩もいいよねっと甘く考えてしまい、結局迷子になりながら余分に時間を費やしてしまいました。
でもそうやってたどり着いたモスケ・ドゥ・パリは美しかった!
繊細なアラベスクの模様に感激し、作っているときは気の遠くなるような作業だっただろうなあと思わないではいられませんでした。












ここにはカフェも併設されています。
お茶をしに入りたかったのですが、混んでいて入れそうもなくて断念しました。
ミントティー飲んで見たかったな。


続く(まだ続くんかい!)



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SWAY Gallery London で開催されるグループ展に参加します。

2019-10-16 19:07:03 | 展示
来週10/24-29まで、ロンドンにあるSway Galleryで開催されるグループ展に参加します。

BEYOND VAGUENESS
– Aesthetics of Japan –
A group exhibition of unique and creative Japanese artists,
curated by Artrates

2019, 10.24-29
Sway Gallery London

詳しくは

こちらから


なんか私の作品が縦長になっているような...
まあいっか。

まだ先かと思っていたら、もう来週なのですね。
今回は作品のみロンドンへ行くのですが、たくさんのロンドンの人々に見てもらって、喜んでもらえるといいなあ。


フランス旅の続きはまた後ほど。


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フランスへの旅 その7 ストラスブール&コルマール編

2019-10-03 16:59:47 | 旅行
リヨンからパリに戻り、一日おいて、以前から行きたかったストラスブールとコルマールにも行ってきました。
パリからストラスブールへはTGVで2時間ほど。コルマールはストラスブールから電車で20分くらいのところにあります。

この地域はドイツとの国境近くにあって、現在はフランスですが、ドイツに占領されていた時代があったりなど、歴史的にも複雑な背景があります。
ドイツの文化が色濃く影響されていて、建物も特徴的ですし、街にはドイツ語とフランス語が併記されているものがたくさんありましたし、食べ物やワイン、ビールなどにもそれが感じられます。

まず到着して観光案内所に行きます。
駅から15分くらい歩いたところにあって、そこで地図の入ったパンフレットを購入します。
こういうのは無料なのですが、広告なしで情報のクオリティが高いものとなるとそうせざるを得ないとのことでした。観光案内のスタッフさんはいろんな語学が堪能そうで、話せる言語のバッジをつけてました。たくさんバッジをつけている人もいて、思わず尊敬してしまいました。


観光案内所の目の前にあるのが、この大聖堂です。
なかなか渋いですね。


中はこんな感じです。







散策していくとアルザスの特徴的な木組みの建物がたくさん目に入ってきます。
これがみたかった!
かわいくて、心の中ではしゃいでおりました。














園芸にも力を入れているようで、花もきれいでした。



ランチはウエイトレスさんが勧めてくれた名物の一つである、薄い生地のピザをいただきました。
もちろんビールも!
おいしかったけど、とても大きくて一人ではまたもや完食できず。


シュークルートも食べたかったなあ、と後悔し(メニューで探せなかった)、その後パリのスーパーでシュークルートの缶詰を買いました。




さて、最初はストラスブールのみの予定でしたが、コルマールも素敵だよと聞いたので、それならばとコルマールにも立ち寄りました。



ここも観光案内所の場所まで歩いて15分くらい。
汗をかきかき歩くと、なんとも可愛らしい風景が広がっていました。



これは頭の家という建物。よく見ると人の顔の彫刻がたくさんあります。


本当におとぎの国にいるようでした。












あまり時間がなくて駆け足で回ったので、もったいなかったなあ。
もう一度ゆっくり行きたい場所です。

つづきます



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フランスへの旅 その6 リヨン編②

2019-10-01 12:34:00 | 旅行
前回のブログからまたまた時間が空いてしまいました。

リヨンは食の街でもあり、今は亡きフランス料理の巨匠ポール・ボギューズの市場があります。
バカンスでお休みのお店もちらほらあったのですが、美味しそうなものがたくさん並んでいました!
あれもこれも食べたかったなあ。
胃袋2個くらい欲しいものです。

市場内のチーズ屋さんでリヨン名産のチーズ「サン・マルスラン」を購入。
あまりきちんと包装されず、簡単にセロファン?みたいなもので包んで渡されました。
これが後からの悲劇の元になります。後ほど出て来ます。









館内には何カ所かレストランもあり、それぞれ大変混雑していて、お店のスタッフも忙しそうで、入るのがなんだか気が引けましたが、勇気を持って入りました。
食べたのは、牛肉のタルタルと付け合わせのジャガイモのグラタン(グラタン・ドフィノワ)です。
フランス語の先生がこのグラタンをおすすめしていて、メニューを探したら牛肉のタルタルの付け合わせでした!



タルタルも、グラタンも絶品!
とっても美味しかったです。
牛肉の方はピクルス?ビネガー風味でさっぱりしていて、グラタンの方は何かハーブが入っているのかとても香りがよく、濃厚。
今思い出すと、また食べたくなります。


さて、また旧市街をプラプラ。
味わい深い場所です。
歩いているとワイン屋さんがあり、立ち寄りました。
お店のお兄ちゃんはとっても気さく、日本語を勉強しているようで、片言の日本語を話してきます。
こういうのは嬉しいですね。
ハムをつまみに出してくれて食べながら、ワインを選び、購入し、リュックに入れました。

その後、美術館へ。
モダンな建築の美術館です。
人類・生命の進化を大体的に展示や、企画展で日本の妖怪(なまはげなど)や儀式的な祭りを写真に収めた写真展もあり、興味深かったです。



ここにはOnlyLyonのモニュメントもありました。
OnlyLyonはリヨンのスローガンのようです。
インスタ映えスポットらしく、みんなライオンに乗っかって写真を撮っていました。
誰もいなくなるまでひたすら待ちました。


さて、その後ホテルに戻り、リュックを開けると何か異臭が…。
何か変なもの買ったっけ?と荷物をかき出してみると、そこには

( ̄Д ̄;) ガーン

市場で買った、チーズが潰れて無残な姿に…。
チーズを買ったことを忘れ、ワインを買ってリュックにポイっと無造作に入れたらチーズが潰れてリュックの中であちこちに付着しておりました。
できるだけ取りましたが、臭いは残ったままチーン…。

サン・マルスランよ…、さようなら。

帰国後、どんなに拭いてもリュックの臭いは取れず、洗えないタイプのものなので、放置しておりましたが、めでたく夫の所有物となりました。
夫は気にならないようでした。



気を取り直してリヨン最終日は、行ってみたかったブションの「Daniel& Denise」へ。
予約せずに入ってしまったのですが、一人だったのでなんとか大丈夫でした。





頼んだのは「ブレス鶏のマッシュルームソース」だったかな?
ブレス鶏というのはリヨンの名物で、いわゆるブランド鶏のようです。
これもまたフランス語の先生のお勧めでした。



とーっても美味しかったです。
生きててよかった!と何度も思いました(単純)。
付け合わせのグラタンとポテトフライも美味しかったのですが、さすがに量が多くて食べきれず。
このあとデザートも勧められましたが、とてもじゃないけど食べられなくて泣く泣く断念。
フランス人のお腹ってどうなってるんだろう?

隣の人が食べていた、パテのパイ包みみたいなのもおいしそうでした。
またリヨン行きたい!


リヨンの旅はこれでおしまいです。

次へ続きます。



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