未完の世界 Imperfect World

アーティスト佐々木久枝のブログ
自身の作品、生花と墨象を融合させたアートについて紹介。そして時々日々のこと。

時間の経過によって変化します。

2015-04-23 08:42:11 | 作品
私の作品は生花をつかっているので、当たり前ですがもちろん枯れていきます。
時間の経過によって変化していく作品です。
数分見ているところで変化がわかるわけではないのですが、花は生きていますから、少しずつ変化しています。展示の時のメンテナンスは大変ですけどね。

造化とかプリザーブドフラワーでもいいんじゃないの?とたまに言われますが、やはり生きているものの生命力にはかないません。
花と書(墨象)作品の一期一会であるおもしろさもあります。

また、生け花も書も瞬間の芸術です。一瞬一瞬の美しさや生命のきらめきと、はかなさ、墨の作品と花が融合して生まれるあらたな輝きや美しさを追求し、表現し続けていきたいなあと思っています。

以前展示したときに、ピンクの芍薬をつかったのですが、見事に変容していきました。
色素はどこにいったんでしょう…。




他作品はこちらから
http://www.achoachoacho.com/

ブログのタイトル変更しました

2015-04-17 09:30:40 | 作品
ブログのタイトルを「未完の世界 Incomplete World」にしました。
そういえば自分の作品のこととかあまり語っていなかったことを思い出し、時々紹介していこうと思います。

私は2008年に生花と書(墨象・墨の抽象画)を融合させた作品を思いつき、制作しています。
たとえばこんな感じ。2012年秋に制作したものです。



書芸と生け花を習っていたことから融合させることを思いつきました。
書家と華道家がコラボするのはよくありますが、もっと密接に、墨の中から花が生まれてくるような、もっと一つのアートとして作品をつくりたいという想いが高じ、2010年の書芸塾のグループ展から少しずつ発表してきました。

「未完の世界 Incomplete World」というタイトルは個展のテーマにしています。
以前通っていた書芸塾まわりでのあだ名が「みかん」(果物)だったことから、「みかん→未完」にして付けました。
英語にすると発音が違ってしまうけど。

また、「未完の世界 Incomplete World」というタイトルの中には、
洗練されたもの、完璧なものも美しいしけれど、未完・未完成のものの方がより人間的であり、そこにより魅力が感じられるから。
いつも完璧でない、どこか不完全だけど、そこから溢れ出る想い、やわらかさ、強い生命力を大事にする世界をつくっていきたいと思っています。

作品については、これから少しずつ紹介していきたいと思います。



片岡球子展

2015-04-10 08:43:44 | 日記
東京国立近代美術館で開催されている、片岡球子展へ。
http://tamako2015.exhn.jp/
有名な画家だけど、以前はあまりよく知らなかったのだけど、友人の投稿を見て早速行ってみた。

初期の繊細な作品も美しいけど、彼女のうねるような力強さやタッチ、色使いの大胆さに思わず息をのみ、作品の前に立ち尽くしてしまった。こんなにドキドキする作品を見たのは久しぶり。

また、彼女の50歳を超えてからの作品もその勢いは衰えることがなく、80代でも精力的にすばらしい作品を書き続けていたのは、脱帽するし、そしてものすごく励まされる。

刺激と元気をもらった展示だった。

会期中、また行こう。


新たな気持ちで。

2015-04-08 08:56:48 | 日記
くだらない、何も生まない不毛なところに目を向けず、
自分の目と心をたくさんの美しいものいいもので満たそう。と思った朝。