◎ギリシャ神話 6
★ティタノマキア
◎ゼウス率いるオリュンポス神族のティタン神族との世界の支配権をめぐる戦い
○ゼウスたちはギリシャのテッサリアとマケドニアの国境地帯にそびえるギリシャの最高峰オリュンポス山(2917m)の山頂に住所を定めたとされる
そのことから、彼らは「オリュンポス神族」と呼ばれるようになった
オリュンポスの神々はそれぞれ自分の館を持っていたが、ゼウスから召集がくだると、ゼウスの宮殿に集まり、会議を設けたり、大広間で宴会を催したりしたという
○ゼウスはクロノスに戦いを挑んだ
クロノス側にはティタン神族が加わり、オリュンポス神族はティタン神族との世界の支配権をめぐる戦いが始まった
この戦いは「ティタノマキア」と呼ばれ、10年間つづいたという
・ガイアはゼウスたちの味方につき、「タルタロスに閉じ込められている者どもを味方につければゼウスの勝利を得るであろう」と予言した
ゼウスはタルタロスに赴き、キュプロクス(1つ目の巨人)とヘカトンケイル(百手の巨人)たちの番をしていたカムペを殺して、キュプロクスたちを解放して地上へ連れ出した
・キュプロクスはオリュンポスの神々に武器や防具をあつらえた
ゼウスには電光と雷霆を、ポセイドンには三叉の戟を、ハデスにはかぶると姿が見えなくなる兜を与えた
ヘカトンケイルたちは、巨岩を次々にティタンの神々に投げつける
ティタンの神々はゼウスの雷に打たれ、電光で目を見えなくされた
こうしてティタン神族に勝利したゼウスは、彼らをタルタロスの牢獄に押し込め、牢獄のまわりに堅固な青銅の壁と門を築かせ、ヘカトンケイルたちを門番にした
★ゼウスが神々の王となる
◎その後ゼウス、ポセイドン、ハデスの3兄弟は、世界を3つに配分して統治することとし、くじ引きをした
○ゼウスは「天空」
○ポセイドンは「海」
○ハデスは「冥界(地下の死者の国)」
をそれぞれ統治することになった
◎天空を支配することは、すなわち全宇宙を支配することであり、実質上はゼウスが全世界を支配し、神々の王として君臨する時代が始まった
◎オリュンポスの神々はティタノマキアに勝利したが、これですべての戦いが終わったわけではなく、つぎにゼウスの第2の試練となった「ギガントマキア(巨人族との戦い)」が始まる
★ティタノマキア
◎ゼウス率いるオリュンポス神族のティタン神族との世界の支配権をめぐる戦い
○ゼウスたちはギリシャのテッサリアとマケドニアの国境地帯にそびえるギリシャの最高峰オリュンポス山(2917m)の山頂に住所を定めたとされる
そのことから、彼らは「オリュンポス神族」と呼ばれるようになった
オリュンポスの神々はそれぞれ自分の館を持っていたが、ゼウスから召集がくだると、ゼウスの宮殿に集まり、会議を設けたり、大広間で宴会を催したりしたという
○ゼウスはクロノスに戦いを挑んだ
クロノス側にはティタン神族が加わり、オリュンポス神族はティタン神族との世界の支配権をめぐる戦いが始まった
この戦いは「ティタノマキア」と呼ばれ、10年間つづいたという
・ガイアはゼウスたちの味方につき、「タルタロスに閉じ込められている者どもを味方につければゼウスの勝利を得るであろう」と予言した
ゼウスはタルタロスに赴き、キュプロクス(1つ目の巨人)とヘカトンケイル(百手の巨人)たちの番をしていたカムペを殺して、キュプロクスたちを解放して地上へ連れ出した
・キュプロクスはオリュンポスの神々に武器や防具をあつらえた
ゼウスには電光と雷霆を、ポセイドンには三叉の戟を、ハデスにはかぶると姿が見えなくなる兜を与えた
ヘカトンケイルたちは、巨岩を次々にティタンの神々に投げつける
ティタンの神々はゼウスの雷に打たれ、電光で目を見えなくされた
こうしてティタン神族に勝利したゼウスは、彼らをタルタロスの牢獄に押し込め、牢獄のまわりに堅固な青銅の壁と門を築かせ、ヘカトンケイルたちを門番にした
★ゼウスが神々の王となる
◎その後ゼウス、ポセイドン、ハデスの3兄弟は、世界を3つに配分して統治することとし、くじ引きをした
○ゼウスは「天空」
○ポセイドンは「海」
○ハデスは「冥界(地下の死者の国)」
をそれぞれ統治することになった
◎天空を支配することは、すなわち全宇宙を支配することであり、実質上はゼウスが全世界を支配し、神々の王として君臨する時代が始まった
◎オリュンポスの神々はティタノマキアに勝利したが、これですべての戦いが終わったわけではなく、つぎにゼウスの第2の試練となった「ギガントマキア(巨人族との戦い)」が始まる