いっぷくしょまいかいね

いっぷくしてから それからまた やろまいかいね

2017 おわら絵日記 60

2017年10月09日 | 風の盆
鏡町の今日の予定は、19時30分 鏡町公民館前集合、そしておたや階段下テントのすだれに掲示されている演技披露の時間は19時40分、20時30分、21時30分、23時20分の4回である。

19時を過ぎてからおたや階段下へ行くと、既に多くの観光客が取り囲み待っている。
今日は最終回だけ写真が撮れればいいか、と思っているので心に余裕がある。
あとは花踊りが見られるチャンスがあれば、と考えている。

19時40分 輪踊り開始
最後列の辺りで見ているので、あまりよくは見えないまま、
20時10分 終了

およそ20分後に舞台踊りが始まるので、観光客に大きな動きは見られない。
立ち位置がほぼ変わることなく、20時30分、予定通り演技が始まる。
前に立つ観光客の間から様子が見える、といった具合。

私が演技を見させていただくのは、大体においておたや階段の対面辺りである。
真正面はカメラマンの方が早くから場所を確保していらっしゃるので、その右側辺りにいる。
ここから右を向くと、正面に旧検番所が奥に見える、杉風荘前の通りが見通せる。
演技が始まってからは、杉風荘前の方が気になって仕方がない。

20時50分 終了
一旦おたや階段下を離れる。


21時30分 3回目の演技開始
立ち位置は前回と同じ。
なので人と人の隙間から見るという状況だ。
そこで演技を見ながらも、杉風荘前をちらちらっとチェックする。

演技開始後10分ほどして、杉風荘前に動きがあった。
すかさずそちらに移動する。
いつものことだが、他に気づいている人はほとんどいない。
鏡町別働隊?による花踊りが始まるのだ。
その最前列に私は腰を下ろした。

花踊りとは「花(ご祝儀)」を打った(出した)家の方々に対し、お礼の意味でそのお宅の前で踊りを披露するのをいう。
なので花を打ったお宅の方々が主賓であり、というか、その方々だけのための踊りであり、それを断りもせずに勝手に見る、というのは失礼極まりない行為ではないか、とも思う。
しかし、観光客はおわらを見に来ているので、ひとたびおわらが始まれば当然の如くささーと寄ってくるものである。
その辺りの習性?は心得ていらっしゃるに違いない、と暗黙の了解を得たつもりの勝手な解釈により見る訳である。
故に最低限主賓の方々の邪魔にならない、と思われる位置で、拝見させてください、という気持ちだけは持って見させていただいているつもりではいるのだ。

おたや階段下の方が早く開始している分、早く終了する。
花踊りの後半はそちらを見終えた観光客が一気に押し寄せてくるが、最前列には影響が及ばない。
最後までしっかりと見させていただいた。
花を打たれた方には、この場を借りてお礼申し上げる次第である。





コメント
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