2017 おわら絵日記 ４

８月３０日　７時３０分　起床
今度は暑くなってきて目が覚めた。
車のスライドドアを開ける。
寝る前に降っていた雨はいつの間にかやんでいて晴れている。
「第二押入号」は左右にスライドドアがあるので、両方開けると風が通って涼しくなる。
続いてバックドアも開けて一気に車内の湿気を逃がす。

今日の予定は既に決めてあり、９時には出かけないと間に合わない。
睡眠不足で働かない頭と身体をどうにか動かし、昨晩は横になるために上の段に積んだ自治体ゴミ袋の荷物を、再び布団の上に移動して車の後方視界を確保しつつ身支度を整える。

９時　予定通りに出発する。

2017 おわら絵日記 ３

１時間近く車の中を片付けていたので暑いのだが、安房トンネル前から八尾に到着してまで雨が降っている。
なので窓が開けられないまま、うちわで風を起こしながら身体には何も掛けずに眠る。

６時　寒くて目覚める。
手近にあるタオルケットを掛けるがまだ寒い。
しかし二つ持ってきたシュラフは、他の荷物の中に埋もれているので出すのが面倒だ。
我慢して又寝。

2017 おわら絵日記 ２

８月３０日　３時　八尾に到着。
すぐにでも眠りたいところだが、まだ眠れない。
車の中には布団こそ敷いてあるものの、その上には大量の荷物が置いてあるので、まずこれらを片付けないと身体を横にできないからだ。
我が「第二押入号」は、荷台部分にベッドキットを設置し、上下二段にしてある。
故に家族くらいの親密さがあれば、くっついて４人は寝ることができるスペースがある。
それをひとりで使用するのだから贅沢といえば贅沢だが、今日からおよそ１週間を車中泊で過ごすのだから、そのための物資は半端ではない。
自治体の半透明ゴミ袋（容量４５リットル）およそ１０袋、身の回り品、２０インチの折りたたみ自転車・・・
これらを上の段にできるだけ移動し、取り敢えず人ひとりが横になれるだけのスペースを確保して着替えを済ませ、半ば荷物に埋もれた状態で、３時５０分、就寝。