チャレンジ

楽しく、自然体で生活しながら、チャレンジし、感じ続ける記録です。

感情豊かな人

2004-11-19 23:28:51 | Weblog
 自分自身の感情を見つめること、意識することはとても大切なこと。この時には、怒りや失望や悲しみといった「ともにいられない」感情と、その反対の「自分自身の存在意義」を強烈に感じるような圧倒的な喜び、の両方を感じることが大切だ。

「ともにいられない」感情を感じること(谷に下りるという)は心がつらくなるため人は充分に感じようとはせずむしろ避けようとする。「自分自身の存在意義」を強烈に感じること(山に登る)も、「自分はそんなにたいした人間ではない」とか、照れくさくて充分に感じようとしない。

 谷に下りることも山に登ることも充分にしないでいると、次第に人の感情はどちらもあまり充分に感じられなくなり、これがさらに進むと無感情な人になる。

 これは先週のワークショップで学んだ中で頭の中に強くのこっている内容だ。私自身にも「すごくあてはまる」と感じた。
私はもともと感情的で喜怒哀楽が激しくてそれがすぐ顔や態度にでていたが、「こんなに喜怒哀楽が激しいのは子供っぽい」と自分自身や、周囲の反応を感じ次第におさえつけるようになっていった。
その結果、感情表現がおさえられるのと同時に、感情の鈍い、あまり感じない人間になってきているように思う。

 もう子供ではないからあまり過度に感情表現はしないほうが良いとおもっているが、自分自身との対話においては、めいいっぱい感じたいと思っている。

 宮沢賢治の「雨にも負けず」の主人公はとても感情豊かな人だった。その行いも素晴らしいが、その背景にある感情の豊かさが素晴らしいと思った。
私は欲深い人間だから、「雨にも負けず」のような生き方や行いは今はできないが、そのような豊かな感情をもてるようになりたいと思っている。

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