チャレンジ

楽しく、自然体で生活しながら、チャレンジし、感じ続ける記録です。

プレッシャーをかけない

2009-09-30 02:42:26 | 身近な出来事
人に対してよかれと思ってやっていることが、実はよくないことをやっているかもしれないことに気づかされた。

仕事をする上で過度のプレッシャーはよくないけれど、多少のプレッシャーをかけながら、チャレンジを促すことは大事だと思っている。
その人を、その人が快適と思える場所から一歩踏み出してもらう。すごく不安で心配で、一方でその場所へ行くことに対して期待も持っている、そんな兆候が見えた時に私は、多少のプレッシャーをかけチャレンジを促す。

私が準備し10月初旬のミーティングで行うパワーポイントプレゼンテーションの一部を、チームのメンバーにやってもらおうとした。それを本人に話したのが先週の木曜日だった。
予想通り、不安で心配な気持ちとともに期待を持っていることが見て取れた。

「今少し時間がとれますか」と電話がかかってきた。部屋にいってみるとプレゼンテーションの原稿ができていた。私はこれまでプレゼンテーションの原稿を準備したことなどあまりない。プレゼンテーションをするのだから原稿を準備するのはあたりまえかもしれないが、チャレンジ使用とする気持ち、そこでベストを尽くそうという気持ちがとても嬉しかった。

説明内容を一通り聞いて、本人の考えや思いを引き出しながらアドバイスをした。話が終わった後、本人から健康上の問題があり、実はプレッシャーがかかることがあまり望ましくない状態であることをきいた。

私はそのことを聞いて、とても申し訳ない気持ちを感じた。またそれと同時に、そのような状態でありながらも、チャレンジし準備をしてくれたことをとても嬉しく思った。

「もうプレッシャーをかけることはしないから、あなたの身体のことを考えてあなたができること、そしてやりたいことをやって欲しい」とお願いした。
プレッシャーをかけたことをすまないと思い、もうプレッシャーはかけたくないと思った。

会社の帰り道、いつものようにドイツ アウトバーンを走った。
速度制限の無い道をアクセル全開でその日一日のストレスを晴らすように、車を蹴散らせながら走る。いつもは。

でも今日は私以外の人にプレッシャーをかけないように走った。

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