チャレンジ

楽しく、自然体で生活しながら、チャレンジし、感じ続ける記録です。

ジャズのコミュニケーション

2008-10-18 22:52:57 | 身近な出来事


岸ミツアキ・トリオのジャズを聴きにいった。ジャズに興味を持ったのは最近のこともあって岸さんが日本で有名人なのかどうかは全く知らないけれど、インターネットで調べてみるとそれなりに名前が知れている人らしい。

岸ミツアキ(Pf) 荒玉哲郎(Bs) 田中ひろし(Ds)のバンドの演奏はとても心地よかった。ジャズをどう表現するのが適切なのかわからない私が表現すると、とてもナチュラルで優しくて暖かい、そして綺麗な演奏という感じ。

観客の8割くらいはドイツ人。在デュッセルドルフ日本国総領事館が主催し、文化交流的な意味合いもあったので、日本の童歌をジャズにアレンジしたものやドイツのローレライ、デュッセルドルフ出身の作曲家シューマンのクラッシックをジャズにアレンジしたもの、スタンダードのジャズに加えて演奏された。

曲の合間に岸さんが曲紹介や衣装のことについて話をする際には、とてもユニークで面白おかしく話されたため、笑いもある楽しいジャズ演奏会になった。

ピアノ、コントラバス、ドラムの独奏の場面も何度もあり、これは迫力があった。



ドラムはピアノを演奏する岸さんの背中側に置かれていたが、ドラムの独奏の場面では岸さんは椅子の反対側にすわり直して、ドラムの独奏をとても楽しそうに聴いていた。
その表情はとても楽しそうで、暖かくて、その目はとても優しいのもだった。
ドラムの田中さんはそれに刺激されているのか、これまたとても楽しそうに演奏をしていた。

何も話さないで見ている岸さんとバンドの田中さんだけれど、ここには見ている人がはっきりと理解できるコミュニケーションがおきている。

「お、そうきたか! すごくいいね! たまらないね。 もっとやってよ! 最高!」

「どうだこれで! まだまだいけるよ! ほらどうだ! やるだろ!」

楽しくて暖かくて繋がっていてすごくいいコミュニケーション。

こんな感じで一緒に演奏ができるってすごくいいな。
岸ミツアキスタイルのジャズの特徴なのかもしれないけれど、ジャズっていいな。

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