チャレンジ

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日本語を使う

2005-04-04 23:56:40 | 気づき
 2週間ほど前に見たNHKスペシャル『シリーズ 明治 プロローグ 今、「明治」に何を学ぶか』で、「明治日本は翻訳によって西洋の制度と技術を消化した。翻訳を通じて、日本文化における意味合いを考える作業を行い、このおかげで日本文化の独立を保った」という話を聞いた。

 翻訳の重要性を訴えている番組にしては、番組名にカタカナが多いことに気になった。これがカタカナが気になりだしたきっかけだった。

 「プレゼンテーションはタイミングが重要なのと同じくらい、リスナーのフィーリングにフィットするコンテンツかどうかが重要」

 カタカナ言葉多用の極端な例ではないと思う。これに近い頻度でカタカナ言葉が使われている状況を最近よく目にする。

 日本語にすると微妙なところまで表現しきれないということからか、適切な日本語が見当たらないということからか、英語をカタカナにしてそのまま使っていることが多いようだ。

 私自身も無意識のうちにカタカナ言葉を多用していたように感じる。これを反省し最近は意識してカタカナ表現ではなく日本語表現を使おうとしている。

 それで気がついたことは、カタカナ言葉で理解していつもりだったたことの中には、正確に理解していない内容が多くあるということ。

 私自身の理解のためだけでなく、私が内容を伝えていく人の理解ためにも、できるだけカタカナ言葉は使わず、日本語を使おうとあらためて感じた。

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