チャレンジ

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教育に目覚める

2005-04-07 21:37:18 | 気づき
 教育に興味の無かった人間が教育の大切さを実感している。

 会社の業績が悪くなると真っ先に削られるのが教育費用。そして業績が低迷している企業が教育予算を増やすということは珍しい。まずは儲けることに専念し、儲けた後に教育費用を増やすというのが一般的なようだ。

 私の組織は少し違っていた。業績が低迷している時に、それまで実施していなかった教育、しかも多額の費用がかかる教育を始めた。この教育にはお金だけでなく時間もかかるが、トップマネジメント自らがこの教育のために自分の時間を費やすとともに、マネジメント層を巻き込み、全社員をこの研修に巻き込んだ。

 教育担当者として、とても重要な取組に携っているとの意識はあったものの、「やめてしまえ」という人が2人に1人いる状況では心の葛藤も大きく、「私は本当に正しいことをやっているのだろうか」と悩むこともしばしばであった。

 もともと私は教育には興味がなかった。教職課程をとったが、教育に興味があったわけでなく教育実習に行きたかったからだ。現在の教育部門に異動したのも、教育に興味を持ったからではなく組織に変革をおこせる機会があると思ったから。 

 でも今は少し確信めいたものがある。教育は即効性のあるものではないが、しっかりとした教育はあとでじわじわ効いてくる。大切な教育、中身のある教育を続けることが組織を変革する上でとても大切だ。

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