チャレンジ

楽しく、自然体で生活しながら、チャレンジし、感じ続ける記録です。

本当の実力は内面の力

2005-06-23 23:07:24 | 気づき
 2ヶ月ぶりの東京。友人と待ち合わせをした新宿で約束の時間まで一人でぶらぶらと歩いた。

 改装して以降始めて訪れた伊勢丹メンズ館は、おちついた雰囲気でとても魅力的な店だった。時間とお金があればじっくり見て回るととても楽しそう。
ただ、やたらと店の人が多いのが気になった。地下の下着・靴下売り場には70m2くらいの売り場に10人以上店の人がいる。
聞きたいことがあったのでとても助かった反面、「なんか人件費の安い中国の店みたいやな」「高コスト構造は商品価格に転嫁されてるのかな」と考えてしまった。

 魅力的な商品は多いのだが、下着といえどもプレミアムな価格の商品が多かった。ただ、そんな商品をがばがば買う人を見かけた。

 さすが東京金持ちも多いし、いろいろな人がいる。

 通りを歩いていると40代くらいの男性が2人で話をしていた。

Aさん:「あの奥田は、トヨタ自動車の会長としてはいい仕事をしているが、経団連の会長としては適切じゃないな」

 さすが東京いろいろな人がいる。経団連の関係者か、経済産業省の役人だろうかと想像した。ただその想像は次の瞬間にくずれた。

Bさん:「その通りや。あの奥田、奥田民生か、あいつはよくない」  
 
 奥田民生は芸能人だ。苗字は一緒だがまったく別人。耳を立てて真剣に話を聞いていたから思わず噴出してしまった。

 友人とはコマ劇場近くの居酒屋に行った。最近流行の個室居酒屋だった。料金は地方に比べるとやはり若干高めだが、料理はまずまず。

 東京ではときどきとんでもない居酒屋がある。一見客は店頭で呼び込み、まずい料理をそこそこの値段と不満の残るサービスで提供する。料理屋サービスの質を上げて一見客を固定客化しようという考えはあまり感じられない。マーケットが大きな東京だからできるビジネスモデル。
地方の店ならば確実につぶれている。

 飲食店は東京で繁盛しているからといって地方では成功しない、逆に地方で成功しているところは東京で成功するという話をあらためて思い出した。

 運や環境も実力のうちかもしれないが、本当の実力は内面の力。内面をどれだけ素晴らしいものにするかが、結局は本当の成功をつかむ力になる。こんなことを考えた。

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