昔、香港に探鳥に連れて行ってもらったときに逢って以来逢っていないアカガシラサギが茨城県に飛来しているとのことで何時何処へ行けば逢えるのかな思って居ましたが、今朝友人から電話を戴き逢いに行ってきました。とわいっても現場に到着してもあたりを見渡してもアカガシラサギ見当たりません。葦原から飛び出してくるサギはゴイサギ、コサギ、アオサギ、チュウサギばかりです。しばらく我慢比べでしたが1時間以上経過した頃葦原から飛び出してきた個体は紛れも無くアカガシラサギでしたが遠方の樹上まで一気に飛んで止まりました。フィールドスコープでしっかり確認、記録のためのデジガンも出来ました。この固体はその後再び葦原にもぐりこんでしまいました。更に待つこと1時間今度は遠方の葦原から一気に目の前20mの竹竿に飛んできてくれました。お陰さまで香港探鳥会でも得られなかった至近距離からの観察とデジガンができました。成鳥だと思いますが嘴の上部が黒く、完全な夏羽成鳥にはなっていない固体のようでした。
2009年6月4日に久慈川のコロニーの状況(1)をアップしました。ここ十年以上大規模なコロニー形成が続いています。例年7月末から8月始が最盛期を向え昨年は3000羽を越えるシラサギのねぐら入りをカウントしました。今年はねぐらの大きさも更に北に向かって拡がったようで久慈川南岸からの初期カウント(カウント開始前)も正確さが出せなくなってしまいました。16時の初期カウントは764羽で19時10分まで10分間隔でコロニー出入りするシラサギ(コサギ、チュウサギ、ダイサギ、アマサギ)をカウントし2746羽をカウントしました。この日は18時頃から雲が出始め北東の風も出始め大きな編隊を組んでのねぐら入りはカウント出来ませんでしたがそれでも3000羽近い数となりました。8月4日に記録写真を撮りに再度出かけねぐらの状況をアップします。途中何度がねぐらに戻ったサギ達が集団で舞い上がる状況が観察されオオタカ幼鳥による狩の練習が見られました。