ひのっき

あったかくてぐっすりでごはんがおいしくてよかったねうれしいねなんて小さなしあわせ探し雑記

甘々と稲妻 食事を作り一緒に食べることの大切さ

2017年01月19日 | 絵日記
甘々と稲妻(8) (アフタヌーンコミックス)
雨隠ギド

講談社

雨隠ギド先生の「甘々と稲妻」8巻を読みました。

ふうう、面白かったっです。

本作品は、シングルファーザーと幼い娘の話です。 父親は仕事と家事を両立させながら頑張るのですが、致命的に料理が苦手で娘に買ってきたお弁当ばかり食べさせます。

 しかも家事に忙殺され、娘に一人で食べさせ続けてしまいます。

ある日娘の心の荒廃を目の当りにした父親は、一念発起して料理を勉強し始めます。

はたして父親は美味しくて栄養のあるご飯を娘に食べさせることができるようになるのか!・・・という物語です。

 本巻では小学校にあがった娘が、運動会でお弁当を食べる話や友達とサンドイッチパーティーを開催するエピソードなどが語られます。

毎回頑張って手作りする料理も美味しそうですが、「一緒に食事をすること」がいかに人の心を癒やし満たし絆を深めるかがキラキラと温かな筆致で描き出されます。

食事を作り一緒に食べることの大切さをしみじみ深く感じさせてくれる名作です。