ひのっき

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甘々と稲妻 食事を作り一緒に食べることの大切さ

2017年01月19日 | 絵日記
甘々と稲妻(8) (アフタヌーンコミックス)
雨隠ギド

講談社

雨隠ギド先生の「甘々と稲妻」8巻を読みました。

ふうう、面白かったっです。

本作品は、シングルファーザーと幼い娘の話です。 父親は仕事と家事を両立させながら頑張るのですが、致命的に料理が苦手で娘に買ってきたお弁当ばかり食べさせます。

 しかも家事に忙殺され、娘に一人で食べさせ続けてしまいます。

ある日娘の心の荒廃を目の当りにした父親は、一念発起して料理を勉強し始めます。

はたして父親は美味しくて栄養のあるご飯を娘に食べさせることができるようになるのか!・・・という物語です。

 本巻では小学校にあがった娘が、運動会でお弁当を食べる話や友達とサンドイッチパーティーを開催するエピソードなどが語られます。

毎回頑張って手作りする料理も美味しそうですが、「一緒に食事をすること」がいかに人の心を癒やし満たし絆を深めるかがキラキラと温かな筆致で描き出されます。

食事を作り一緒に食べることの大切さをしみじみ深く感じさせてくれる名作です。


4 コメント

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一緒に食べること (越後美人)
2017-01-19 16:15:44
誰とでも一緒にものを食べると、通い合うものが出てきますね。
家族ならなおのこと、一緒に食べることで絆が深まります。
大事なことですね(^_-)-☆
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なるほど。 (久世 千香子)
2017-01-19 23:07:42
書店で青年コミックスではない所に積んでいたので今まで手に取りませんでした。

とても興味深いお話です。主人公の忙しさや娘さんの心情など、自分に通じる物がありそうです。
私も致命的…かは分からないですが、料理は苦手です。運動会のお弁当を作れるようになった主人公。これはすごい進歩です。どんなに努力を重ねたのか、読んで見たい作品です。
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越後美人さん (hino)
2017-01-20 00:41:36
越後美人さん
こんにちは!
確かにご飯を一緒に食べると、心が開けますよね。
家族の思い出も一緒に食べたものに絡んだものが多い気がします。
おっしゃる通り家族の絆って、一緒に食事するごとに強くなるのでしょうね。
一緒に食べるって本当に大切ですね。
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久世 千香子さん (hino)
2017-01-20 02:03:58
久世 千香子さん
こんにちは!
本作品の父親は誠実で優しく娘思いの本当にいいお父さんで、娘は素直で元気で優しい本当にいい子です。
それでも家事に追われるとどうしても孤食にさせちゃう。娘はお父さんに気を使わせまいとコンビニのお弁当を一人で食べ、美味しかったと言うのです。最近のコンビニ弁当は栄養のバランスも考えられてて助かりますねと安心する父親。
しかしある日偶然衝撃的な光景を目にした父親は、美味しいご飯を求め娘を背負って町にかけだします。親子のたどり着いた先にあるものとは!・・・が第一話です。
で、第一話で作った料理が「土鍋ご飯」。1巻ではご飯を炊くこともできなかった父親が8巻ではトンカツ入りの豪華お重弁当、確かにすごい成長ぶりですね。
おいらの料理もまだまだcookpad先生やcookdo師範におんぶにだっこの状態ですが、コツコツ得意料理を増やして行けたらなあと思います。
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