Hide's DELTA ~ノーマルには戻れない~

ランチアデルタEVOⅡジアッラを1/1のプラモデル感覚で弄くり倒してます。

ショックアブソーバーのメンテ フロント

2012-11-24 18:28:14 | メンテナンス
 今のショックに変えてから路面の少し凸凹したところを通過すると、
結構な衝撃がガツンとくることがありました。その時の速度が速いと
来たり、遅いと来なかったりしていました。
 バネは出荷時のF7.5kg/mm、R4.5kg/mmです。フロントが1Gで5cm
くらい沈むのでまぁ、そんなバネ定数かなと。

 バラして単純にストロークを測ってみたら75mm!チューブに被さって
いるラバーはダストブーツだと思っていたのですが、バンプラバーも
兼ねていました。
 単純計算で1G状態の沈み側の残りストロークは20mmも無いことに
なります。これでは底突きするんじゃないかなぁ?ラバーを取っても
100mmちょっと。ASイワセさんとこの倒立ショックはバンプタッチまで125mm。
全長調整式とはいえ、ちょっとショートストロークのショックですね~。
 バンプラバーを取っちゃってストロークを稼いでも良いんですが、ショックが
壊れちゃってもいけないので、バネ交換とバンプラバーのカットでストロークを
伸ばすセッティングをすることにします。

 とりあえずバネはあまり硬くしたくないので10kg/mmとし、リヤにフロントの
7.5kg/mmを使います。ショックのストロークが短いので短いバネでも良かった
のですが、安かったので240mmのバネです。伸び側、縮み側ともに同じくらい
のストロークになるようにバネは5mmほどプリロードをかけます。単純に1Gで
15mmほど沈み込みに違いが出るので、差引してロアケースを20mmほど上げ
ます。これで今までと車高はほぼ同じになるはず…(^^;

  
 バンプラバーを1段切り落とし、ストロークは75mm→83mmになりました。
スプリングにプリロードかけてセットし、車体に取り付けます。
ラバーの被さる所にサビが出始めていたので、グリスをたっぷり塗りこんで
はめました。ショックの全長が短くなっているので、付ける時にナックルを
少し持ち上げないとボルトが通りませんでした。


 ロアアームはほぼ地面と水平になったので計算通りです。でも、タイヤが
205/50-R16のスタッドレスなので外径が少し大きくなり、アームが水平
でも少し車高は上がってしまいますね。

 試乗してみた感じは乗り心地が少し良くなりました。また、今まで衝撃を
感じていた凸凹を速度を上げて通過しても衝撃はありませんでした。ただ、
リヤ側はまだそのままなのでガツンという衝撃があり、リヤは底突きしている
ようです。フロント側と同じように縮み側のストロークを伸ばし、バネを4.5kg/mm
→7.5kg/mmへ組み換えしたいと思います。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿